■S:今日の聖書の言葉
ヨシュア記7章3節

★彼らはヨシュアのもとに帰って来て言った。「民を全部行かせないでください。二、三千人ぐらいを上らせて、アイを打たせるといいでしょう。彼らはわずかなのですから、民を全部やって、骨折らせるようなことはしないでください。」

ヨシュア記8章1、2節

★主はヨシュアに仰せられた。「恐れてはならない。おののいてはならない。戦う民全部を連れてアイに攻め上れ。見よ。わたしはアイの王と、その民、その町、その地を、あなたの手に与えた。あなたがエリコとその王にしたとおりに、アイとその王にもせよ。ただし、その分捕り物と家畜だけは、あなたがたの戦利品としてよい。あなたは町のうしろに伏兵を置け。」

■O:今日のコラム
昨日の箇所では、エリコで大勝利をおさめたイスラエルの民。しかし、7章では、アイという町を攻めますが、敗北します。

8章まで読み進めていくと分かると思いますが、アイは、1万2千人くらいの小さな町です。なので、アイに偵察してきた民は、ヨシュアに2、3千人の軍を集めて戦えばいいと言いました。

結局、イスラエルは敗北するのですが、その理由は皆さんもよくご存知だと思います。民の中に罪があったこと。なので、主が共にいないまま戦い、自分たちだけで進んで戦い負けてしまいました。

しかし、この状況を私は回避できたのではないかと思います。民はエリコに勝利したことに浮かれて、次の戦いは小さいから勝てると高ぶっていたと思います。なので、彼らはアイに攻め上るべきかどうか、まず主に伺うことをしませんでした。もし、戦う前に彼らが主にアイを攻めるべきか聞いていたら、主はまずこの民の中にある罪の為にわたしはあなたがたと共に戦わないと言ったと思います。そしたら、民はまず悔い改めてから、主と共に戦いに出て行き、1発で勝利をおさめたでしょう。

また、8章をよく読んでみてください。神様の戦略は私たちが考えるのと、全然違うのに気がつきませんか?

先ほども言いましたけど、アイは1万ちょっとの小さな町です。しかし、神様は戦う民全部を連れて攻めなさいと命じました。そこでヨシュアが準備した軍勢は、3万人です。それも、町の後ろに伏兵もつけ、しっかりと戦略のある戦い方を神様はヨシュアに命じます。

こんなに人数がいるなら絶対勝つに決まってると思ったでしょう。確かにそうかもしれません。しかし、このことを通して、神様はイスラエルの民に気づいてほしかったのだと思います。

それは、神様にとって、戦いに行って勝利する、勝利しない、それが重要なのではないということ。もっと重要なことがあると。それは、自分たちの目に見える大きなことでも小さなことでも、神様に頼り、神様の方法で、神様と共に進んでいくということです。

■A:考えてみよう
私たちもイスラエルの民と同じように、問題や事の大きさを自分の目で判断して、小さなことは、自分でできると思い、神様に何も聞かないで、自分で進めていたりしないでしょうか?神様は私たちの人生、すべてにおいて共に歩もうと望んでいます。今日、小さなことでも、大きなことでも、主をその中に歓迎し、主と共に歩んでいきましょう!

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 かよ 】

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