■S:今日の聖書の言葉
ローマ8章26〜27節
★ 御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます。人間の心を探り窮める方は、御霊の思いが何かをよく知っておられます。なぜなら、御霊は、神のみこころに従って、聖徒のためにとりなしをしてくださるからです。
ローマ8章34節
★ 罪に定めようとするのはだれですか。死んでくださった方、いや、よみがえられた方であるキリスト・イエスが、神の右の座に着き、私たちのためにとりなしていてくださるのです。
■O:今日のコラム
ローマ人の手紙8章は神学者の間では新約聖書の頂上と言われる程、福音の奥義が明確に解き明かされている箇所です。この章全体を幾度も朗読し、御言葉の啓示を悟る時、私達の内に神の国の相続者、長子としての権威が回復されるのです。
そして、この8章に高価な宝の様に隠された長子の権利を教会が悟り、回復してこそ、次の9章から続くイスラエルの回復と救いへと繋がって行くのです。
栄光の教会。イスラエルの回復。花嫁の完成。を誰よりも切に願い、その為に全てをかけて働いておられるのは主ご自身です。
御霊なる主は弱い私達を助け、私達の重荷を背負い、私達が奴隷の霊から解放され長子として完成される様にとりなし続けておられます。
また天の法廷において告発者サタンは絶えず私達を訴えて罪に定め、天における法的な基準に基づいて合法的に私達から相続権を奪って行きます。彼が指摘する私達の罪、咎は事実だからです。
しかし。天のあわれみの御座で主イエスは弁護者として立ち、私達をとりなし、その溢れる愛により私達を悔い改めへと導き、また私達の全ての罪、咎をご自身の血潮により洗い聖め、御国の相続者として回復して下さいます。このお方の働きは真実であり、真実は事実に勝利します。
「あわれみは、さばきに向かって勝ち誇るのです。」(ヤコブ2:13)
主の偉大なとりなしに私達はもっと信頼を置く必要があります。
「彼に信頼する者は、失望させられることがない。」(ローマ10:11)
私達の信仰の創始者であり完成者は主イエスご自身だからです。(ヘブル12:2)
信仰さえも私達が自分の力で保っているのでは無く、主から与えられている恵みに満ちた驚くべき賜物だからです。
「というのは、すべてのことが、神から発し、神によって成り、神に至るからです。どうか、この神に、栄光がとこしえにありますように。アーメン。」(ローマ11:36)
■A:考えてみよう
ローマ人の手紙8章全体を読み。相続者、長子としての権利を得ましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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