■S:今日の聖書の言葉
申命記2章14節(マルコの福音書2章)

★カデシュ・バルネアを出てからゼレデ川を渡るまでの期間は三十八年であった。それまでに、その世代の戦士たちはみな、宿営のうちから絶えてしまった。主が彼らについて誓われたとおりであった。

■O:今日のコラム
主がイスラエルの民に与えようと約束して下さった土地を『勝ち取ることが出来る』と言われたにも関わらず、恐れ退き、信じることの出来なかった不信仰の世代は、イスラエルの民が約束の地に踏みゆくことを遅らせたばかりか、自分たちも、その地に入ることが出来ませんでした。
この約束の地に入れなかった世代は、「不信仰」、たったこの一点のゆえに絶えてしまいました。
それを思う時、不信仰というものがどれほど、大きな問題であるかが分かります。

「しかし、おくびょう者、不信仰の者、憎むべき者、人を殺す者、不品行の者、魔術を行う者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者どもの受ける分は、火と硫黄との燃える池の中にある。これが第二の死である。」(黙示録21:8)
この箇所では、不信仰の者の受ける分は、火の池の中にある、と語っています。

私たちは、心に満ちていることが口から出てきます。私たちが無意識に口にする言葉をよく見張って意識してみましょう。
それは否定的なことが無いでしょうか?

頑張って意識して「主が、このことをも益としてくださることを信じまーす!」と言ったあとに、無意識に「でも、この問題とこの問題がまだ解決していないし、こんな困難があるし…」といった言葉が口から出てきていないでしょうか。
もし、そうであれば私たちの思いはまだ、不信仰の領域にとどまっています。

エリサベツはマリアに言いました
「主によって語られたことは必ず実現すると信じきった人は、何と幸いなことでしょう。」(ルカ1:45)
力いっぱいアーメンです!主はマリアの信仰を見て、彼女を選ばれたのでしょう。

「そのようなわけで、私たちは、心に血の注ぎを受けて邪悪な良心をきよめられ、からだをきよい水で洗われたのですから、全き信仰をもって、真心から神に近づこうではありませんか。」(ヘブル10:22)
ここの「全き信仰」のことを、詳約聖書では、「神の力と知恵といつくしみに、絶対の信頼と確信を寄せて、神に全人格的によりすがること。無条件の信頼。」と書いてありました。長いですね、是非、もう一度、ゆっくり噛み締めながら読み返してみてください。
「神の力と知恵といつくしみに、絶対の信頼と確信を寄せて、神に全人格的によりすがること。無条件の信頼。」

主に完全に信頼しきることは、簡単には出来ないかもしれません。私自身も、己の信仰を堅く保つことは本当にチャレンジングだと感じます。
良く知らない方を信頼することは難しいでしょう。御言葉を通して、主がどれだけ信頼できるお方か、いかに恵みとあわれみに満ちた平和の君であるか、良いものを惜しみなく与えて下さる愛の父であるか…etcを、知れば知るほど、信頼することが出来るようになり、信仰も引き上げられるでしょう。

この作業は、クリスチャンになったばかりの人がやることではありません。何年クリスチャンであったとしても、サタンは日々私たちを訴え、ふるいにかけて信仰を奪おうとしてきます。
「シモン、シモン。見なさい。サタンが、あなたがたを麦のようにふるいにかけることを願って聞き届けられました。しかし、わたしはあなたの信仰がなくならないように、あなたのために祈りました。」(ルカ22:31,32a)
私たちは、主が全人格的に信頼する価するお方であることを、日々、御言葉を通して思い起こしましょう。

「信仰がなくては、神に喜ばれることはできません。神に近づく者は、神がおられることと、神を求める者には報いてくださる方であることとを、信じなければならないのです。」(ヘブル11:6)
「聖書はこう言っています。『彼に信頼する者は、失望させられることがない。』」(ローマ10:11)
「約束された方は真実な方ですから、私たちは動揺しないで、しっかりと希望を告白しようではありませんか。」(ヘブル10:23)

■A:考えてみよう
心:主に語られていること、みことばに書かれていることを信じきる幸いな者となるためには、いつも、その約束である「みことば」を、心に満たす必要があります。

口:「人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。」(ローマ10:10)
私たちの内に不信仰の思いがないかを探り、不信仰を見つけるのなら、神の言葉を読み、自分の口で声を出して告白しましょう。

目:信仰を強めるために、私たちの目を、現状問題という「事実」ではなく、その上にある「真実」なる御言葉に向けましょう。

無意識:私たちの無意識の領域に罪や不信仰は潜んでいるかも知れません。

今日も私たちの、心、無意識、口、目にイエス様の血潮の力を宣言して、祈りましょう!

■P:祈り
主よ、私は自分の口をもって、あなたに告白します!
「神なる主よ。あなたは、私の若いころからの私の望み、私の信頼の的です。」(詩篇71:5)
どうか主よ、私の不信仰を探り、それを私のうちから取り除いて下さい。私を、心の底から、真心からあなたに信頼しきる幸いな者とならせてください。私はあなたご自身である御言葉に書かれていることを、幼子のように信じ、あなたを喜ばせる信仰のある者となります!アーメン!

【 みちる 】

カテゴリー: マナメール

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