■S:今日の聖書の言葉
詩篇35篇9節(詩篇36篇)
★こうして私のたましいは、 【主】にあって喜び、
御救いの中にあって楽しむことでしょう。
■O:今日のコラム
私たちは今、詩篇の世界を毎日味わっています。150篇からなる詩篇は実に様々な時代、場所、人物によって記されています。詩篇は第一巻から第五巻まであり、それがモーセ五書と対応してる部分があります。モーセ五書は神から人に与えられた神の愛から出た命令、そして詩篇はその愛に答えた人から上に向けられた賛美の集まりです。
今読み進めている第一巻の多くはダビデによって記されています。今日の詩篇35篇もダビデによるものでサウル王か、他の敵から追われている時の詩篇だと思われます。
全てに当てはまるわけではありませんが、詩篇全体を見るときにある型を見出すことが出来ます。それは「人々の嘆き」→「主を見出す」→「主への感謝・賛美」というものです。この詩篇35篇も大まかそのような構成になっています。
これは、私たちの人生にも当てはまることです。なぜなら、私たちは弱いからです。悩むものだからです。
ダビデは王であったかもしれませんが、それでもひとりの人です。責任が重くなればなるほど、その悩みと責任は重くのしかかります。それゆえにダビデは主に全き信頼を置き続けたのです。
主に信頼を置く重要なポイントは、自分の弱さを認めるということです。そして、私たちの神である主こそ力がある方だと認めることです。
ダビデも自分の弱さを認め、主こそ救いであることを認めて宣言しています。
「槍を抜き、 私に追い迫る者を封じてください。私のたましいに言ってください。「わたしがあなたの救いだ」と。」(3節)
普段の生活で恐れを抱いてしまうことがあるでしょう。ダビデをもってしても、このように敵に対して恐れを持ってしまいます。しかし、そのままではいけません。私たちが恐れるべきものはただ神のみです。
「からだを殺しても、 たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。 そんなものより、 たましいもからだも、 ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。」(マタイ10:28)
この地上にあってただ神のみを恐れる信仰を持つことが出来たのであれば、それこそ御国が私たちの只中に来た証拠であります。それゆえ、私たちはこの地で敵に囲まれた状態であったとしても、シャローム(平安・平和)を保つことができるのです。
「私の敵の前で、 あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、 あふれています。」(詩篇23:5)
私は小さいもの(ヘブライ語で「カタン」)かも知れません。しかし、私たちの主は大きい(ヘブライ語で「ガドール」)なお方です。今日も私たちの弱さを認めて、偉大な主を見上げていきましょう。
「しかし、 主は、 「わたしの恵みは、 あなたに十分である。 というのは、 わたしの力は、 弱さのうちに完全に現れるからである」と言われたのです。 ですから、 私は、 キリストの力が私をおおうために、 むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。」(2コリント12:9)
■A:考えてみよう
私たちの弱さはどこにあるだろうか。それを人に訴えていないだろうか。弱さを訴えるのは主に向かって訴えるのが正しいです。
もし、自分の中に弱さが見つからないのであれば、その事自体が弱さかもしれません。心のなかで主が一番になっていないのであれば、それは主以外を信頼していることです。自分自身、お金、名声、仕事、ミニストリー、家族、その他あらゆるものが主よりも優先されるなら、それは偶像礼拝となります。
「イエスは彼らに言われた。 「まことに、 あなたがたに告げます。 神の国のために、 家、 妻、 兄弟、 両親、 子どもを捨てた者で、 だれひとりとして、 この世にあってその幾倍かを受けない者はなく、 後の世で永遠のいのちを受けない者はありません。 」」(ルカ18:29-30)
私たちが信頼できるのはただイエス様のみです。このお方のために命をも捨てたなら、主がまことの命を与えて下さいます。
しかし、この事を惑わそうと私たちの弱さを訴える者がやってきます。その時にはイエス様の血潮を宣言して悪魔の訴えを退けましょう。
私の周りでも、イエスの血潮を宣言する祈りを実践し始めてから、「鬱から開放された」「心が揺るがなくなった」「難病で笑うことが出来なかった人が笑顔を見せた」など、様々な証の報告があります。お持ちでない方はぜひ、こちらからお求め下さい。
https://artofgod.jp/?pid=101404761
そして、この血潮の祈りを持って天の法廷に立ちましょう。こちらから映像をご覧いただけます。20分弱ですので、見てみて下さい。天の法廷を理解し、血潮の宣言をするなら祈り方が変わってきます。
「高さも、 深さも、 そのほかのどんな被造物も、 私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、 私たちを引き離すことはできません。」(ローマ8:39)
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しゅん 】
オンライン献金はこちらから。
大きな額の献金は手数料の少ない口座振り込みをお勧めいたします。