■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き18章9〜11節
★ある夜、主は幻によってパウロに、「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。わたしがあなたとともにいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、わたしの民がたくさんいるから。」と言われた。そこでパウロは、一年半ここに腰を据えて、彼らの間で神のことばを教え続けた。
■O:今日のコラム
パウロの宣教を通して多くの魂が主イエスの元へと導かれましたが、それと同時に数多くの苦難と迫害と試練にも遭いました。
18章においてコリントの地に来てからもユダヤ人の反抗と暴言を受け、パウロは「あなたがたの血は、あなたがたの頭上にふりかかれ。私には責任がない。今から私は異邦人のほうに行く。」と厳しい言葉を語っています。
勇猛な信仰の器であるパウロでさえも、様々な妨害と脅かしが起こる中で、疲れや恐れや諦めを感じていたのでしょう。しかし、そんなパウロを主イエスが直接励まし「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。わたしがあなたとともにいるのだ。だれもあなたを襲って、危害を加える者はない。この町には、わたしの民がたくさんいるから。」と力付けました。
今日、私達はパウロと同じ様に恐れや疲れを感じていませんか?信仰においての諦めや落胆を感じているなら主からの励ましを共に受け取りましょう。
「恐れないで、語り続けなさい。黙ってはいけない。わたしがあなたとともにいるのだ。」
人々に福音を伝える事においても、人間関係の問題や悩みの中にあってもその相手を祝福すると言う事においても、また救われていない魂の為にとりなし祈る事においても私達は主からの励ましを受けて黙ってしまわないで、その事を続けて行きましょう。
また自分自身の魂に対して御言葉の種を蒔き、信仰の宣言をし、祈りと礼拝の場に時間を費やして自分を置く事においても諦め無いで続けて行きましょう。
励ましと愛に満ち溢れた主イエスが困難の真っ只中で「わたしがあなたと共にいる」と言って下さいます。私達の主はインマヌエルなるお方です。
主のあわれみと恵みを知り、主からの励ましとなぐさめを私達が受ける時、そのなぐさめは今度、人々に対して永遠の希望を与える愛のメッセージとして用いられて行きます。
「神は、どのような苦しみのときにも、私たちを慰めてくださいます。こうして、私たちも、自分自身が神から受ける慰めによって、どのような苦しみの中にいる人をも慰めることができるのです。
それは、私たちにキリストの苦難があふれているように、慰めもまたキリストによってあふれているからです。
もし私たちが苦しみに会うなら、それはあなたがたの慰めと救いのためです。もし私たちが慰めを受けるなら、それもあなたがたの慰めのためで、その慰めは、私たちが受けている苦難と同じ苦難に耐え抜く力をあなたがたに与えるのです。」(2コリント1:4〜6)
■A:考えてみよう
今日、御言葉を黙想し、祈りの中で聖霊様との豊かな交わりを持つ中で、主からの励ましを受け取りましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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