■S:今日の聖書の言葉
マタイの福音書18章18-20節(ヨブ記18章)
★まことに、あなたがたに告げます。何でもあなたがたが地上でつなぐなら、それは天においてもつながれており、あなたがたが地上で解くなら、それは天においても解かれているのです。まことに、あなたがたにもう一度、告げます。もし、あなたがたのうちふたりが、どんな事でも、地上で心を一つにして祈るなら、天におられるわたしの父は、それをかなえてくださいます。ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。
■O:今日のコラム
福音書の中で主イエスが二箇所において、「教会」と言う言葉を宣言されました。初めに教会について語られたのがマタイの福音書16章で、2度目がこの18章です。
16章においても18章においても、共通しているメッセージは、教会に「天の御国の鍵」が与えられていると言う事です。
私達が何でもこの地上でつなぐ(禁ずる)ならそれは天においてもつながれ、私達がこの地上で何かを解く(ゆるす)ならそれは天においても解かれます。
教会は暗闇がこの地において働く事を禁じ、ハデスの門を打ち破る力があり、また各家庭や職場、街々や地域、そして国々に天の窓を開く鍵が与えられています。
さらにこの18章において主イエスは、天の御国の鍵の用い方を教えて下さっています。それは教会が「心を一つにして祈る」事です。
どの時代においても天の窓が開かれ、奇跡やリバイバルが解き放たれた時には必ず聖徒達の一致した祈りがありました。
天の窓が開かれ、激しく聖霊が臨んだ時、初代教会の聖徒達は「みな心を合わせ、祈りに専念して」おり(使徒の働き1:14)、ペンテコスの朝、彼らは「みなが一つ所に集まって」いました(使徒の働き2:1)。その一致して祈る集まりの上に激しい聖霊の炎が注がれたのです。
またペテロが牢獄にとらえられた時も「教会は熱心に祈り続けて」いました(使徒の働き12:5)。その結果、御使いがペテロのもとに遣わされ、ペテロが牢獄から解放される奇跡が起こりました。
聖徒達の一致した祈り、継続的な祈り、あきらめない祈りは、神の御国がその時代にもたらされる為に絶対に必要な条件です。
特にこの終わりの時、主は教会と聖徒達の内であきらめない継続的な祈りがなされる事を願っておられます。
ルカの福音書18章で主イエスは「いつでも祈るべきであり、失望してはならい」事を、正しい裁きを求めるやもめの例え話しを通して教えます。
その例え話しの最後に主は
「まして神は、夜昼神を呼び求めている選民のためにさばきをつけないで、いつまでもそのことを放っておかれることがあるでしょうか。あなたがたに言いますが、神は、すみやかに彼らのために正しいさばきをしてくださいます。しかし、人の子が来たとき、はたして地上に信仰が見られるでしょうか。」(ルカの福音書18:7〜8)
と言われています。主イエスが再び戻って来られる時、「はたして地上に信仰が見られるでしょうか。」と言う箇所の「信仰」には原文においては冠詞がついており「この信仰」と訳す事が出来ます。「この信仰」とは何でしょうか?それは「あきらめないで祈り続ける信仰」です。
私達が思う以上に主イエスが戻って来られる時は近いという事を覚える必要があります。
日々イエス様が、今日戻って来られても良いように準備が出来ているでしょうか?今こそまどろみの霊と眠りの霊に勝利し、あきらめないで個人の生活で、家族の間で、教会に集まり、一つ心で祈り続けましょう。
■A:考えてみよう
あきらめないで祈り続けましょう!
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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