■S:今日の聖書の言葉
アモス書5章4,6,18節

★まことに主は、イスラエルの家にこう仰せられる。「わたしを求めて生きよ。
主を求めて生きよ。さもないと、主は火のように、ヨセフの家に激しく下り、これを焼き尽くし、ベテルのためにこれを消す者がいなくなる。
ああ。主の日を待ち望む者。主の日はあなたがたにとっていったい何になる。それはやみであって、光ではない。

ヨハネによる福音書11章20,29節

★マルタは、イエスが来られたと聞いて迎えに行った。マリヤは家ですわっていた。
マリヤはそれを聞くと、すぐ立ち上がって、イエスのところに行った。


■O:今日のコラム

しゃろーむ!11月17日の朝です。今日1日も、主に期待して、主を求めていきましょう。自分の願いを脇において、主御自身を求めていきましょう。主が僕らの力です。主が僕らのいのちです。主が僕らのすべてです。

マルタさんとマリヤさんの兄弟ラザロさんがよみがえります。マルタさんとマリヤさんは、イエス様を迎えた時に同じ言葉を言いました。
『主よ。もしここにいてくださったなら、私の兄弟は死ななかったでしょうに。』

同じ言葉なのに、イエス様の心が動揺し、涙を流されたのは、マリヤさんの言葉でした。

いくつかの理由があると思います。その一つに、心が大切であると思います。

マルタさんは、イエス様を一番にお迎えしました。行動力はさすがです。マルタさんは、自らどんどんイエス様の元に向かって行き、自らの主張を告白しました。そして、イエス様と色々な話をし、「主よ。あなたを信じています。」と告白していましたが、

39節
イエスは言われた。「その石を取りのけなさい。」死んだ人の姉妹マルタは言った。「主よ。もう臭くなっておりましょう。四日になりますから。」

マルタさんは、ラザロさんの死という事実を事実として受け止めていました。そこから先のことは、もう終わったことだと、人間的な思いで、割り切っていました。心の奥底からイエス様を信じていなかったのだと思います。

一方マリヤさんは、マルタさんの呼びかけまでずっと待っていました。「イエス様が呼んでいる」の言葉の声になって、やっと素早い反応になりました。マリヤさんは、イエス様のタイミングに動き出し、イエス様の成されることを求めていきました。イエス様のもとに行くと、足もとにひれ伏して告白しました。そして、マリヤさんもマリヤさんといっしょにいたユダヤ人たちも泣いていました。本当に、イエス様がここにいてくださったのなら、ラザロさんは死ななかったっと信じていた事の涙なのだと思います。

イエス様自身も、天のお父さんのタイミングを常に求めていました。ラザロさんの復活のタイミングも、十字架のタイミングも、全ては天のお父さんのみこころを求め行いました。この世の支配者が悟らなかった十字架の救いは、イエス様の信仰です。イエス様は、十字架に架かられる前から「よみがえり」でした。十字架と復活の勝利によって、僕らの内側に聖霊様が住んでくださり、僕らがイエス様の信仰をもつ者となりました。僕らは、神様の栄光を見る者となりました。

自分の思いを通して主を求める者と、本気で主の本質を求める者と、同じものを見ても結果が変わってきます。主の日も、イエス様を愛している者にとっては最高の日です。しかし、自分のためにイエス様を求めている者にとっては、やみであって、光ではないのです。

だから、今日1日も、イエス様がしてくださることだけではなく、イエス様御自身を求めていきましょう。天のお父さんの御国とその義とを求めていきましょう。絶えず、自分の暗やみをイエス様の光によって照らして頂きましょう。悔い改めて、ますますイエス様に近づいていきましょう。


■A:考えてみよう

自分の信仰を聖霊様に探って頂きましょう。
イエス様にひれ伏して慕い求めていきましょう。
御言葉を求めていきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひろみち 】

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