■S:今日の聖書の言葉

サムエル記 第二 6章17節

★ こうして彼らは、主の箱を運び込み、ダビデがそのために張った天幕の真ん中の場所に安置した。それから、ダビデは主の前に、全焼のいけにえと和解のいけにえをささげた。

■O:今日のコラム

サウルがまだ王位にあるとき、ダビデは油注がれて王として選ばれ、「主の霊がその日以来、ダビデの上に激しく下った」のでした。(サムエル記 第一 16章13節)

ダビデの行く先々での勝利は主が共にいてくださったという証拠にほかなりません。

しかしながら、サムエル、サウル、ダビデの期間にまたがり、神の臨在と勝利の象徴である契約の箱はダビデのもとではなくキルヤテ・エアリムに計算上100年近くもあったということなのです。

戦いに出ていくとき、本来なら持って行くはずの契約の箱がなくても、主の目にかなうダビデの心に主の好意が注がれ、勝利がもたらされましたが、ダビデはそれだけでは満足できませんでした。

「主がくださる勝利や昇進はすばらしいものだが、何かが足りない。もっと深い主の臨在、主との近しい交わりがほしい!」と思ったのではないでしょうか。

ダビデは地上に生きながらにして天で生きるように歩むことを願った一人でした。御国には神さまの臨在が満ちているからです。

ダビデのように神の国とその義を第一に求め、神さま以外では満足することができない者、神さまなしでは生きていくことができないと告白し続ける者でありたいと願います。

またわたしたちが神さまをすべての歩みの真ん中にお迎えするとき、神の子として父なる神さまとの親しい関係が深まっていき、あらゆる供給が天からもたらされ、本当に豊かな地上の人生を歩むことが約束されています。

その豊かさからあふれ流れて、信仰によって天にあるすべての良きものをこの地に解き放つことができるという現実は驚くべきことです。

■A:考えてみよう。

契約の箱とされている私たち自身の思いを聖霊さまに清めていただき、
地上のものでなく天にあるもの、御国にあるものを求め続ける。

何よりも主ご自身を今日も礼拝の真ん中に、すべての歩みの真ん中にお迎えする。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン

【 ぺい 】

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