■S:今日の聖書の言葉
第二歴代誌32章6〜8節
★彼は、民の上に戦時の隊長たちを立て、彼らを町の門の広場に召集し、彼らに励ましのことばを与えて言った。「強くあれ。雄々しくあれ。アッシリアの王に、彼とともにいるすべての大軍に、恐れをなしてはならない。おびえてはならない。彼とともにいる者よりも大いなる方が私たちとともにおられる方は、私たちの神、主、私たちを助け、私たちの戦いを戦ってくださる方である。」民はユダの王ヒゼキヤのことばによって奮い立った。
ヤコブの手紙3章2節
★ 私たちはみな、多くの点で失敗をするものです。もし、ことばで失敗をしない人がいたら、その人は、からだ全体もりっぱに制御できる完全な人です。
■O:今日のコラム
ユダの王、ヒゼキヤが完全な人だったとは言いませんが、このヤコブの手紙のみことばを反映している一人であると思いました。
彼がことばで失敗しなかったゆえに、からだ、それは、ユダ王国を指しているとして、ユダ王国をりっぱに制御できたと言えるでしょう。
昨日、そして今日とヒゼキヤ王の歴史、彼が国にどのような変革をもたらしたか、彼の業績を読みました。彼は、31章21節に書かれているように、すべてのわざにおいて、神様に求めて、心を尽くしてすべてを行いました。それゆえに、ユダの人々は彼を王として敬意を払っていました。
そして、今日の箇所は、多くの方もご存知の出来事ではないでしょうか?
その時代の強国、アッシリヤの王が大軍でユダの国に攻めてくるというピンチ。アッシリヤの王は、まず言葉をもって、ユダにいる人々をくじけさせようとします。
ヤコブの手紙にもあるように、ことばには力があります。馬の口にくつわをかけると、その馬のからだ全体を引き回す事ができるように、また、ごく小さなかじによって、かじを取る人の思い通りのところへ船が持って行かれるように、私たちの口の言葉は、ものすごくパワフルです。
しかし、アッシリヤ王の暴言に、ユダの人々はくじけることがありませんでした。なぜでしょう?
それは、彼らの王、ヒゼキヤ王が、まず、命のことば、励ましのことばを彼らに語ったからです。それが、今日のみことばです。
この箇所は、歴代誌以外に、イザヤ書、そして、第二列王記にも記述されていますが、そこには、アッシリヤ王の言葉に答えるな!という命令をヒゼキヤ王が下していたことが分かります。ユダの人々は皆、その命令に従ったというくらいですから、彼はユダ王国をりっぱに制御できていたと言えるではないでしょうか?
■A:考えてみよう
ヒゼキヤ王のお話から見えるように、私たちの言葉も自分を制御するだけでなく、周りにも影響を大きく与えます。今日、もう一度改めて、自分の口の言葉に注意してみましょう。神様の命のことば、励ましのことばは、どんな暴言よりも力強く揺るぐ事がありません。まず、それを受け取り、そして、それを自分に、そして、周りに解き放っていきましょう!!
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 かよ 】
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