■S:今日の聖書の言葉
歴代誌第一20章1節(歴代誌第一21章)
★年が改まり、王たちが出陣するころ、ヨアブは軍勢を率いてアモン人の地を荒らし、さらに進んで、ラバを包囲した。ダビデはエルサレムにとどまっていた。ヨアブはラバを打ち、これを破壊した。
■O:今日のコラム
この頃の中東の戦争では、年の終わりには自分の国に帰り、年が改まると、また出陣して戦争を継続したそうです。
しかし、ダビデはエルサレムにとどまっていました。これは散らばっている戦地の中央にいて監督するためではありません。勝利に次ぐ勝利の故に高ぶってしまったのです。そしてバテ・シェバ事件が起こる事になります。
しかし、この時期に多くの部下が戦地に行き、勝利を収め、成長を遂げていきました。実際に戦いを任されていくときに、次のリーダーは成長していきます。イエス様も12人を選び、使徒と名づけましたが、二人ずつで派遣されて帰って来るまでは12弟子とか、12人とか呼ばれ、帰って来てから初めて使徒と呼ばれるようになっています。(福音書を見てください)
ダビデは派遣して、とどまっていました。しかし、イエス様はどうされたでしょうか?
『イエスはこのように十二弟子に注意を与え、それを終えられると、彼らの町々で教えたり宣べ伝えたりするため、そこを立ち去られた。』(マタイ11:1)
イエス様は使徒たちの町々に行き、使徒たちに励ましを与えたのです。これが次のリーダーを建て上げるときのイエス様の方法です。同じ事をパウロもしています。彼は、宣教旅行によって、かつて建て上げていった教会たちを励ましていたのです。パウロは、アンテオケから派遣されて、教会を建て上げ、帰ってくると、こう言いました。
『幾日かたって後、パウロはバルナバにこう言った。「先に主のことばを伝えたすべての町々の兄弟たちのところに、またたずねて行って、どうしているか見て来ようではありませんか。」』(使徒15:36)
■A:考えてみよう
次のリーダーを建て上げるときには、
① 任せる
② そのリーダーを励ますために行動する
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
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