■S:今日の聖書の言葉
コリント人への手紙第一8章1節(エゼキエル書26章)
★次に、偶像にささげた肉についてですが、私たちはみな知識を持っているということなら、わかっています。しかし、知識は人を高ぶらせ、愛は人の徳を建てます。

■O:今日のコラム
知識は良いものですが、知識に偏重すると私達は高ぶります。「それは、間違っている、これが正しい」と。しかし、愛に偏重すると私達はへりくだります。そして教会を建て上げていきます。
知識に土台を置けば、その知識にもとづいて権利を主張します。そして教会を破壊していきます。(11節の滅びるは破壊するとも訳せる)しかし、愛は、その権利を放棄させます。そして、教会を建て上げていきます。
知識に偏らず、いつも愛に偏った(?)者でありたいです。愛の故に権利を放棄する。これは、愛された者にとって義務でもあるけれどの特権、喜びです。愛の故にやらなくても良い掃除を手伝ったり、分けなくても良い食事を分けたり。パウロの場合は、食べても良い肉を食べなくても良いという覚悟がそれでした。 
パウロの意識は、「自分が建てあがればいい」という意識ではなく「教会が建てあがりますように」という意識であったことが、この8章を読むと分かります。それは、もっと大きな視点から見ると、神の願いを自分の願いとし、神の喜びを自分の喜びとして生きるということです。そしてそれは、愛に土台を置く事です。

■A:考えてみよう
自分が建てあがればよいではなく、教会が建てあがる事を願おう。愛に土台を置こう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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