■S:今日の聖書の言葉
マルコの福音書1章44,45節(エゼキエル書1章)
★そのとき彼にこう言われた。 「気をつけて、 だれにも何も言わないようにしなさい。 ただ行って、 自分を祭司に見せなさい。 そして、 人々へのあかしのために、 モーセが命じた物をもって、 あなたのきよめの供え物をしなさい。 」
ところが、 彼は出て行って、 この出来事をふれ回り、 言い広め始めた。 そのためイエスは表立って町の中に入ることができず、 町はずれの寂しい所におられた。 しかし、 人々は、 あらゆる所からイエスのもとにやって来た。
■O:今日のコラム
みなさんはイエス様の事を愛しているでしょうか。もちろん愛していると思います。それではどれほどイエス様を愛しているでしょうか。その事を確認することのできるもののうちの一つに、イエス様からの戒めを守っているかどうかというものがあります。
「もしあなたがたがわたしを愛するなら、 あなたがたはわたしの戒めを守るはずです。」
(ヨハネの福音書14章15節)
今日の聖書の箇所は、一人の重い皮膚病にかかった人がイエス様に癒していただくという奇跡の場面です。当時は不治の病と言われたツァラアトと言う病気です。この病にかかったものは人々から隔離されて、一生そこで暮らさなければなりませんでした。旧約聖書の中にはこの病を見分けるために、非常に長々と細かく書かれています。祭司はこの病を正確に見分けなければなりませんでした。また、このツァラアトは罪を象徴しています。
イエス様は十字架の上で「完了した!」と宣言されたことにより、不治の病も、私たちの罪も全てに対して勝利なさいました。
「しかし、 彼は、私たちのそむきの罪のために刺し通され、私たちの咎のために砕かれた。彼への懲らしめが私たちに平安をもたらし、彼の打ち傷によって、 私たちはいやされた。」
(イザヤ書53章5節)
この癒やし主なるイエス様を信じようではありませんか。私たちの罪はイエス様の十字架によって赦されました。今、この記事を読んでいる方で体に、また心に病をお持ちの方がいらっしゃるなら、この瞬間にイエス様の十字架によって癒やされることを宣言します。
私たちはイエス様によって罪赦され、癒やされました。しかしこれで終わりではありません。大切なのはこの後である事が今日のみことばから分かります。
イエス様はこの地方で更に多くの人を癒やし、囚われびとを解放されたいと願っていたはずです。だから、このツァラアトが癒やされた人に対して旧約聖書の律法に則って「祭司に見せ、癒しの確認をしてもらいなさい。」と言われました。そして、「人々の証のために、あなたのきよめの供え物をしなさい。」と言われました。
お分かりでしょうか。イエス様はツァラアトが癒やされた人に対して、癒やされたことを人々に言うことを禁じられました。祭司にだけその事を告げるように言われたのです。しかし、この人はどうしたでしょうか。イエス様の言葉を癒された喜びのあまり、忘れてしまったのでしょうか。祭司のところに行かずに、「彼は出て行って、 この出来事をふれ回り、 言い広め始めた。」と書かれています。その事の故に、イエス様は町のはずれの寂しいところにいなければなりませんでした。
今一度、自分の事を見なおしてみましょう。イエス様の言われた通りの事をしているでしょうか。圧倒的な臨在を体験した後、また、癒やしを受け取った後、救いの喜びを味わった後、私たちはどのような行動をしているでしょうか。
あなたのその行動は、もしかしたらイエス様を寂しいところに追いやっているかもしれません。これからの時代、この日本に未だかつてないほどの力強い聖霊様の力注がれ、今まで誰も想像もしなかったような力強い御業が解き放たれていくでしょう。しかし、その中で大切なことは主への従順です。今日、主があなたに何を語られているかをしっかりと聞き取り、その事に従順していきましょう。
■A:考えてみよう
日本に対しての救いの扉は開かれています。奇跡が、癒やしが次々と解き放たれていきます。しかし、その時に大切なことは主とどれほど親密な関係を持っているかです。大収穫のシーズンを迎えた今だからこそ、天の父の御心を今まで以上に求めていきましょう。
「わたしに向かって、 『主よ、 主よ』と言う者がみな天の御国に入るのではなく、 天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。
その日には、 大ぜいの者がわたしに言うでしょう。 『主よ、 主よ。 私たちはあなたの名によって預言をし、 あなたの名によって悪霊を追い出し、 あなたの名によって奇蹟をたくさん行ったではありませんか。 』
しかし、 その時、 わたしは彼らにこう宣告します。 『わたしはあなたがたを全然知らない。 不法をなす者ども。 わたしから離れて行け。 』
だから、 わたしのこれらのことばを聞いてそれを行う者はみな、 岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。」
(マタイの福音書7章21-24節)
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しゅん 】
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