新宿シャローム教会 Shinjuku Shalom Church

■S:今日の聖書の言葉

マタイ24章12-14節（詩篇146篇）

★ 不法がはびこるので、多くの人たちの愛は冷たくなります。

■O:今日のコラム

この記事を書く朝、一つの夢で目が覚めました。
夢の中に、数年前に天に召された祖母と父が出てきました。二人は眠っていましたが、しばらくすると、眠りから覚めて起き上がったのです。

私は驚き、母や兄弟たちに、「主がおばあちゃんとお父さんを生き返らせて下さった！ 神様がして下さったことをあかししないではいられない！ みんなにも知らせよう！」と言い、みんなで外に出ていくところで目が覚めました。

夢から覚めたあともずっと、夢の中で語った「あかし」という言葉が頭から離れませんでした。
しかし、今日のみことばを読んだ時に、このキーワードが主からの啓示であることが分かりました。

今日の章は、終わりの時代について書かれています。不法がはびこり、多くの人たちの愛は冷たくなります。

終わりの時にサタンが教会に放つ武器の一つは、この「不法」(うそ、偽り)です。
その武器は、クリスチャンが持っている神様への愛と情熱を消すように設計されているのです。

私たちは常に心を見張り、サタンの策略に対して勝利していかなければなりません。神の愛から片時も離れてはならないのです。

ローマ人への手紙9章24節に、このようなことばがあります。

「神は、このあわれみの器として、私たちをユダヤ人の中からだけでなく、異邦人の中からも召して下さったのです。」

主は私たちをあわれみの器として創造されました。

「あわれみ」ということばの語源は「内臓」という言葉だそうです。つまり、腹の底からの思い、わき上がって来るどうしようもない愛、その神様の愛に満たされるように私たちを造られた、と聖書は言っています。

終わりの時代にあって、サタンはそのような神と人との深い愛の関係を壊そうと必死です。

神様の愛ではない何か他のもの、この世の楽しみや魅力的なもので私たちの心を満足させようとします。

また、私たちの人生に訪れる、思いがけない試練や病、悲しみや怒りを通して、サタンは私たちを責め、うそ偽りのことばをささやいてきます。

これらの中にあって、私たちが打ち勝つことの出来るものは、こうであると聖書は言っています。

「兄弟たちは、子羊の血と、自分たちのあかしのことばゆえに彼(サタン)に打ち勝った。彼らは死に至るまでもいのちを惜しまなかった。」(ヨハネの黙示録12章10-11節）

「あかしのことば」、それは、聖書の約束、神のことばです。

このことばを堅く信じ、宣言し、自分の生活の中で適用してくなら、主は信じる者を通してご自身の栄光を現して下さいます。
なぜなら、神のことばには力があり、権威があり、いのちがあるからです。

最近、教会の姉妹からこんな証しを聞きました。

気管支炎になり、仕事中も咳と鼻水が止まらなかった。始めは、癒しを祈っているのに、どうして治らないんだろう、状況は変わらないんだろう…と思っていたそうです。

しかし途中から、マスク越しに異言で祈ることにし、咳や鼻水が出るたびに、「～さん、～先生を救って下さい！チーン！(鼻をかむ音)」と、この状況を祈りととりなしをする機会としました。

すると、気がついたら症状がなくなって、すっかり癒されていたそうです。
姉妹の信仰は引き上げられ、神様への愛は益々深くなりました。主のことばに従う時に、サタンの計画を錯乱させることが出来るのです。

この終わりの時代にあって、サタンの策略に勝利し、神様の愛に満たされ続けましょう。

揺るがない神の約束に目を向け、御国をこの地に運ぶ者となりましょう。
私たちを通して主がしてくださったこと、あかしのことばを家族に、学校に、職場に、地域に、日本に、全世界に広めていきましょう！

「この御国の福音は、全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。」(マタイによる福音書24章14節)

■A：考えてみよう

この朝、みことばを宣言して１日を始めましょう。

「私はこう確信しています。死も、いのちも、御使いも、権威ある者も、今あるものも、後に来るものも、力ある者も、高さも、深さも、そのほかのどんな被造物も、私たちの主イエスキリストにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。」(ローマ人への手紙8章38-39節）アーメン！

■P：祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひさえ 】