■S:今日の聖書の言葉
第2列王記19章6節
★イザヤは彼らに言った。「あなたがたの主君にこう言いなさい。主はこう仰せられる。『あなたが聞いたあのことば、アッシリヤの王の若い者たちがわたしを冒涜したあのことばを恐れるな。
■O:今日のコラム
ヒゼキヤは、敵が神様を冒瀆してくるのを聞いて、すっかり気落ちしました。希望を失い、彼のうちには恐れが満ちていました。それはまさに、今子供が生まれようとしているのに、産み出す力がない(3節)ほどまでに…。
箴言24章10節にこのような言葉があります。
「もしあなたが苦難の日に気落ちしたら、あなたの力は弱い。」
そうです。私たちは苦難があると気落ちしてしまう弱い存在です。
しかし、主は私たちに何と約束しておられるでしょうか。
「苦難の日にはわたしを呼び求めよ。わたしはあなたを助け出そう。あなたはわたしをあがめよう。」(詩篇50篇15節)
アーメン!苦難の日に、主は私たちを助けて下さいます。もう一度言いましょう。苦難の日に、主は私たちを助けて下さいます!!
先日、神戸のギャザリングに参加されていたドイツのシュワイザー先生が、私たちの教会に来てシェアして下さったのですが、その内容が本当に感動しました。
先生は、幼い時に戦争で父を失いました。やがて家庭を持ち、自分が父となった時に、子育てのあらゆる場面で悩みました。自分が父を持たなかったからです。父とは何であるか、ずっと探し求めて生きていました。
しかし、行き詰まる中で、彼は、父を呼び求めました。「天のお父さん、私はどうすれば良いのですか?父として子にどうあるべきですか?」
するとすぐに、天の父の語りかけがあり、答えを得たそうです。それからは、どうしていいかわからない時にはいつも天の父に尋ねるようになりました。その度に、天の父は答えて下さり、すべきことを教えてくれました。
「私にはしっかりしたお父さんがいるんだ!ただ天国に座って見ているだけではない。私たちの必要を満たすために、そのレベルに下ってきて助けて下さる!」
真の天の父と出会った時に、全ての心の虚しさが愛によって満たされていきました。そして、今は人々に父の心を現して生きています。本当に優しいお父さんです。
先生が言っていたこの言葉が心に響きました。「どんな親であっても、全ての両親は私たちを天のお父さんへと向けさせてくれる。」
私たちが両親から受けた傷、または受けれなかった愛ゆえに深い悲しみと痛みを負っていたとしても、その深い傷、苦難を通して、私たちは真の天の父と出会うのです。
私たちの天のお父さんは、私たちの必要に下って来て、全ての痛みを癒し、完全な愛で満たして下さる優しいお父さんです。
■A:考えてみよう
苦難の日に主を呼び求めましょう。主は必ず私たちの足もとにまで来て下さいます。そしてまた、私たちが祈りを捧げる時、その場所は天が開かれた場所、主の家となります。苦難の日に主は私と共におられた、その事を理解するようになります。
「そうして私たちは立って、ベテルに上って行こう。私はそこで、私の苦難の日に私に答え、私の歩いた道に、いつも私とともにおられた神に祭壇を築こう。」(創世記35章3節)
共に、私たちの力である御言葉を宣言していきましょう。
「私は苦難の日にあなたを呼び求めます。あなたが答えてくださるからです。」(詩篇86篇7節)
「主よ、私の力、私のとりで、苦難の日の私の逃げ場よ。(エレミヤ16章19節)
「主はいつくしみ深く、苦難の日のとりでである。主に身を避ける者たちを主は知っておられる。」(ナホム書1章7節)
■P:祈り
苦難の日に主があなたにお答えになりますように。ヤコブの神の名が、あなたを高く上げますように。(詩篇20篇1節)
アーメン。
【 ひさえ 】
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