■S:今日の聖書の言葉
ローマ人への手紙１０章１７節
★そのように、信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。
■O:今日のコラム
信仰という言葉を思う時、私達は信念の強さや、意志の強さによって得られるものというイメージを持ってしまう事があります。しかし、新約聖書に用いられている「信仰」という言葉には多くの場合「〜の上に、〜の中に」という前置詞が付いています。つまり、信仰とは自分の信念の上にではなく、神の御言葉の上に置く時に与えられるものです。
今日の御言葉には「信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。」と書かれています。私達が信仰を持つ為に最も優れた書物は聖書です。そして聖書の御言葉を知識で知る事も、情報として知る事も勿論大切ですが、御言葉を通して主と人格的な交わりを持つ事はもっと重要です。全ては御言葉を聞く事から始まります。
我が家では継続的に御言葉の朗読CDを流し、生活をしながらも御言葉を聞いています。すると、子どもの言葉や家族の会話の中でも御言葉が口から出る様になり、継続的に御言葉を聞く事を通して私達の内から主の約束に対する確信が溢れるのを実感しています。
また私自身は、御言葉を繰り返し音読し、またその御言葉に基いて祈る事をしています。その御言葉による祈りを通して、目に見える現状や状況を超えて、神の国に触れる事が出来るのを実感しています。最も力強い祈りは御言葉を握って祈る祈りです。主イエスは「あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたのほしいもの求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。」（ヨハネの福音書１５：７）と約束をしておられます。
御言葉の中に御国の宝が隠されています。それを探り求めるのは私達の誉れとなります。「事を隠すのは神の誉れ。事を探るのは王の誉れ。」（箴言２５：２）
■A：考えてみよう
今日、御言葉の中にある天の父の心を知る事が出来るように、知恵と啓示の御霊を求めて祈りましょう。
■P：祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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