■S:今日の聖書の言葉
サムエル記 第二 24章17節
★ダビデは、民を打っている御使いを見たとき、主に言った。「罪を犯したのは、この私です。私が悪いことをしたのです。この羊の群れがいったい何をしたというのでしょう。どうか、あなたの御手を、私と私の一家に下してください。」
■O:今日のコラム
ダビデが目を上げた時、民を打つために使わされた御使いが見え、ダビデは慌てて祈り、とりなしました。
そして、25節では「主が、この国の祈りに心を動かされたので、神罰はイスラエルに及ばないようになった。」とあります!
これは、私たち、とりなす者、祈る者にとって興奮すべき事実です。
私たちの祈り、私たちのとりなしは、主の心を動かすことが出来るのです。ハレルヤ!
けれども、今日、注目したいのは、今日の御言葉の1節前です。
御使いが、エルサレムに手を伸べて、これを滅ぼそうとしたとき、主はわざわいを下すことを思い直し、民を滅ぼしている御使いに仰せられた。
「もう十分だ。あなたの手を引け。」主の使いは、エブス人アラウナの打ち場のかたわらにいた。」
(第2サムエル24:16)
今日のみことば、17節にはダビデが「民を打っている御使いを見たとき」とありますが、キング・ジェームス・バージョン訳では「民を打った御使い」と過去形で、この時点ではもう御使いは民を打つことを止めていたことが分かります。
つまり、ダビデがとりなす前から、民がとりなし祈る前から、実は主は民へのわざわいを、とどめておられたのです。
そして、ダビデに御使いの姿を見せ、自分の罪を悔い改める猶予を与えられ、また民のために、とりなすチャンスを与えられたのでした。
ここでもし、ダビデが御使いを見ることが無かったら…もし、ダビデが悔い改め、民と共にとりなすことが無かったら…御使いたちによるわざわいが、再開していたかも知れません。
主は、哀れみと恵みに富んだお方です。私たちにわざわいが及ぶ事を望んではおられません。
そのために、主は、ダビデに御使いを見せられたように、私たちに、とりなすべき事を見せて下さいます。
それは、時には、国のためのとりなしであり、また時には誰か個人のための、とりなしであります。
先ほども読んだように、主は私たちの祈りに心を動かして下さる方、怒るのに遅く、寛容な父です。
私たちが国のためにとりなす?人のためにとりなす?
「とりなしの祈り」と聞くと、とても大層なことのように響くかも知れません。私たちが、祈るべきこと、とりなすべきこととは何でしょうか?
イエス様はこう祈りなさい、と主の祈りを教えられました。
「御国が来ますように。みこころが天で行われるように地でも行われますように。」(マタイ6:10)
自分の家庭に御国が来ているでしょうか?
自分の職場に、学校に、今置かれている場所に御国が来ているでしょうか?
私たちの住む街に、御国は来ているでしょうか?
日本の地の上に御国が来ているでしょうか?御父の御心は為されているでしょうか?
もし答えが「いいえ」ならば、それが私たちの第1優先の祈りではないでしょうか。
「神の国とその義とをまず第一に求めなさい」
(マタイ6:33)
私たちの周りには、とりなし祈るべきことで溢れています。
もし、御国が来ることを情熱を持って祈ることが出来ない、と思われる方はまず、その情熱と祈るべきことを啓示して(教えて)下さる聖霊様を自分のうちに大歓迎しましょう。
「御霊も同じようにして、弱い私たちを助けてくださいます。私たちは、どのように祈ったらよいかわからないのですが、御霊ご自身が、言いようもない深いうめきによって、私たちのためにとりなしてくださいます。」
(ローマ8:26)
すでに、とりなすべき事が見せられているなら、力の限りとりなし祈りましょう!
■A:考えてみよう
私たちの置かれている所、遣わされている場所(家庭、学校、職場、住んでいる街)に、主の御国が来るように、人々が主を知り、救いを受け入れていくことができるために、またそのために私たち1人ひとりが大胆に福音を語り、御国を解き放つことが出来るように、とりなし祈っていきましょう!
■P:祈り
聖霊様、私のうちに歓迎します!
今日、私の置かれた場所であなたを礼拝し、臨在を求めます。
とりなすべきこと、祈るべき御父の心を、今日も私に教え、神の国を第一に求める情熱を、私に与えて下さい!
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 みちる 】
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2月26日の早天のみちるさんの演奏をライブで見ました。益々、聖霊様の力強い臨在を受け取りました。 益々力強くかつ洗練されてきている演奏が心に響きました。 素晴らしい恵みに心から感謝です! 次の演奏を楽しみにしています。 God Bless you and all pastors and all workers of Shinjyuku Shalom Church!