■S:今日の聖書の言葉
マタイ15章27節(詩篇137篇)

★「主よ。そのとおりです。ただ、子犬でも主人の食卓から落ちるパンくずはいただけます。」

■O:今日のコラム
この信仰の女性はカナン人であり、創世記9:25に「のろわれよ、カナン。兄弟たちのしもべとなれ。」と言われた民族であり、当時のイスラエル人からすると最も主から遠く、主に何か願うことなんてとんでもないと思われていた存在であったかもしれません。しかし、彼女の願いは聞き入れられました。それは、なぜだったのでしょうか。彼女が発した三つの言葉を改めて読み進めたいと思います。
彼女の一言目は、「主よ。ダビデの子よ。」という信仰の告白でした。カナン人であるにも関わらず、彼女のアイデンティティは、イエスが主であり、自らもその救いに入れられた者であるということだったのはないでしょうか。
彼女の二言目は、「主よ。私をお助けください。」でした。それは、自分の娘が悪霊にとりつかれている現実を目の当たりにし、主の助け憐れみを必要としている者である、ということを示しているように思えます。
彼女の三言目は、イエス様に「子どもたちのパンを取り上げて、小犬に投げてやるのはよくないことです。」と言われたにも関わらず、彼女の応答は「主よ。そのとおりです。ただ、小犬でも主人の食卓から落ちるパンくずはいただけます。」との非常に大胆な告白でした。彼女のこの告白は、自分がカナン人であったとしても、十分なわけ前が恵みにより用意されていること、小犬であっても主人の側にいることが出来る存在である、そのことを悟っているがゆえではなかったのでしょうか。

■A:考えてみよう
彼女のようにキリストにあって自分が誰かを悟るものでありたいと願います。また、同時に主がどのようなお方かももっともっと悟り、経験するものでありたいと願います。この女性が見え隠れする現実がどのようなものであっても、イエス様が愛の方であることを知っていたように。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 れな 】

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