■S:今日の聖書の言葉
マタイ14章19節(詩篇136篇)
★そしてイエスは、群衆に命じて草の上にすわらせ、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて、それらを祝福し、パンを裂いてそれを弟子たちに与えられたので、弟子たちは群衆に配った。
■O:今日のコラム
この箇所を読んでいて、二つのことに目が留まりました。
一つは、イエス様の信仰には行いが伴っていた、ということ。
もう一つは、弟子たちの働きです。
1. 行いの伴う信仰
イエス様は、「群衆を草の上にすわらせ」ましたが、この「座らせ」という言葉には、「ユダヤ人の食卓/祝宴の席に着かせるために横にならせる」という意味があります。
イエス様に信仰があったのは当然かもしれませんが、実際にパンや魚が増える前に、イエス様が信仰によって、人々を座らせたー食卓に着くような姿勢で座らせたーということは興味深いことです。
天気予報を信じている人が、「夕方には豪雨となるでしょう」と聞けば、どんなに朝晴れていても傘を持って行くように、私たちが信じていることは、自然に行動に表れますね。
私たちの行動は、私たちが何を信じていることを表しているでしょう?
今祈っていることに関して、私たちの信仰は行動を伴っているでしょうか?
2.弟子たちの働き
弟子の働きはうらやましいようにも見えますが、実際にはたいへんなことも多かったと思います。この箇所でも、こんなにたくさんの人をまとめ、給仕をし、皆が座って食べている時も働き、その後も、夜通し湖の上で訓練を受け、翌朝またミニストリーのお手伝いでした。
それでも、それでも!イエス様のすぐ近くで、その目的、夢、計画、戦略を聞き、その一部となって働けること、そして、イエス様の喜びをともに喜ぶことができる、これにまさる仕事は本当に他に思いつくことができません。
イエス様は、今の時代のクリスチャンたちにも、私の弟子になる人はいないか、神の国のために働きたい者はいないかと招いてくださっていると信じます。
■A:考えてみよう
私は日本に大リバイバルが来ることを信じて祈っていますが、いざリバイバルが来るなら、多くの赤ちゃんクリスチャンが一挙に教会に押し寄せて来るわけです。しかも、その中には、様々な傷や問題を抱えたまま信仰を持つ人も多いでしょう。
それなら、今クリスチャンになっている人は、全員がリーダーになっても、まだ足りないくらい、多くの働き手が必要となるかもしれません。また、そのリーダー達は、今以上に、聖霊の愛と力によって、人々のニーズを見分け、助けることができるような働きができなければならないでしょう。
もし、自分自身、まだ、神様の素晴らしさ、愛がいまいちピンと来ない、よくわからない、という人がいるなら、ありのままで、正直な気持ちで、神様御自身を求めてみてください。イエス様は、何もとがめず、喜んで、群衆に必要なものを豊かに備えてくださいました。同じように、飢え渇いている人、求める人に、主は必ず出会ってくださると信じます。
もし、十字架で命を捨てて示してくださったイエス様の愛に応えたいなら、神様の愛に感動しているなら、自分自身を聖別して(神様だけのものとして)、主に捧げて行きましょう。
神様は私たちひとりひとりに素晴らしい使命、走るべきコース、なすべき仕事を用意してくださっています。
■P:祈り
主よ、祈る時に、主が報いてくださる、と信じて祈ることができますように。主に喜ばれる信仰を増し加えてください。信仰があふれて、行いが伴うようにしてください。私たちの行いが、神様がよい方で、豊かな方で、真実で、全能の神であることを表すものとなりますように。
収穫は多いです。人々はイエス様を待っています。収穫の主よ、働き人を送ってください。自分自身も働き人となれますように。
イエス・キリストの御名によってお祈りします。アーメン
【 とも子 】
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