■S:今日の聖書の言葉
1サムエル記28章 (1サムエル記27章)

★それで、サウルは主に伺ったが、主が夢によっても、ウリムによっても、預言者によっても答えてくださらなかったので、

■O:今日のコラム
今日の箇所にはサウル王の絶望的な信仰の状態が記されています。彼は窮地に立たされ、様々な方法で主の導きを求めますが、どんな方法によっても御声を聞く事が出来ず、ついには霊媒に頼る事となります。

何故、主はサウル王に語られなかったのでしょうか?それは、今まで何度語ってもサウル王が主の御声に従順する事が無かった故です。

かつてサムエルはサウル王に言いました。

「主は主の御声に聞き従うことほどに、全焼のいけにえや、その他のいけにえを喜ばれるだろうか。見よ。聞き従うことは、いけにえにまさり、耳を傾けることは、雄羊の脂肪にまさる。まことに、そむくことは占いの罪、従わないことは偶像礼拝の罪だ。あなたが主のことばを退けたので、主もあなたを王位から退けた。」(1サムエル15:22〜23)

ここで、御声に従う事が主への捧げ物であり、不従順は占いの罪と偶像礼拝の罪だと言われています。この当時サウル王はまだ実際的な占いの罪を行ってはいませんでした。しかし、不従順を続けた結果、最終的には占い(霊媒)の罪に行き着く事となります。

日々、私達は主の御声を求め、聞く事が重要です。しかし、聖書の「聞く」と言う言葉の意味は、ただ音として聞くのでは無く「聞き従う」と言う意味が含まれています。

つまり御言葉を聞いたならその実行をする事が重要です。そして、御声に聞き従った結果、その人に主にある実が結ばれて行くのです。

聖霊様にあって日々、御言葉に従順するへりくだった心と、御言葉を実行する力を受ける事が出来ます。

今日、主が語られる言葉に従順しましょう。

■A:考えてみよう
ですから、聖霊が言われるとおりです

。「きょう、もし御声を聞くならば、荒野での試みの日に御怒りを引き起こしたときのように、心をかたくなにしてはならない。」

(ヘブル3:7〜8)

■P:祈り
今日、主よあなたの御声を求めます。どうか聖霊様、共にいて導き、父の御心を行う力を与えて下さい。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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