■S:今日の聖書の言葉
第一サムエル記3章6節(第一サムエル記4章)
★主はもう一度、サムエルを呼ばれた。サムエルは起きて、エリのところに行き、「はい。ここにおります。私をお呼びになったので」と言った。エリは、「私は呼ばない。わが子よ。帰って、おやすみ。」と言った。
■O:今日のコラム
サムエルは、夜中に主の声を聴きました。その声をエリの声と思い、エリのもとに駆け寄りました。3度目にエリは、その声が主の声だと悟り、「主よ。お話ください。しもべは聞いております。」と言いなさいとのアドバイスを与えました。
エリの息子、ホフニとピネハスのことを想うと、エリは決して完璧な人ではなかったと思います。しかし、このサムエルとエリのストーリーを読むと、エリが「わが子よ」と呼ぶまで自分の子としてサムエルを想い、夜中に声を聞いたと駆けつける自分の弟子に怒らずも主の御心を悟り的確なアドバイスをするエリ、またその言葉に忠実に従うサムエルの姿に、父なる神とイエス様の間にもある父子の目指すべき姿、を見る気がします。
■A:考えてみよう
聖書には、エリのような指導者の姿を何度も垣間見ます。ヨシュアにはモーセ、パウロにはバルナバ、サムエルにはエリ。。。その中で、いかに父の愛を持って、わが子のように励まし立てあげ、育ててくれる存在が大切かを学ばされます。天の父の愛を、神様からも直接受けることはもちろんですが、加えて、主が与えてくれた神の家族を通して受け、 成長する一年であることを祈ります。そして、自分自身も父の愛をもって、誰かを愛し育てることの出来る者へと変えられていきたいと願います。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 れな 】
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