パク・ホジョン師 祈りのセミナー2013レポート
わたしの家は祈りの家と呼ばれる 03
「シモン・ペテロが答えて言った。 「あなたは、 生ける神の御子キリストです。 」するとイエスは、 彼に答えて言われた。 「バルヨナ・シモン。 あなたは幸いです。 このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、 天にいますわたしの父です。ではわたしもあなたに言います。 あなたはペテロです。 わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。 ハデスの門もそれには打ち勝てません。わたしは、 あなたに天の御国のかぎを上げます。 何でもあなたが地上でつなぐなら、 それは天においてもつながれており、 あなたが地上で解くなら、 それは天においても解かれています。 」そのとき、 イエスは、 ご自分がキリストであることをだれにも言ってはならない、 と弟子たちを戒められた。」(マタイの福音書16書16 – 20節)
教会のDNA
前回は「エクレシア」と言うテーマでお届けしました。今回も前回の答えから。A1.エクレシアとはイエス様の御口から発せられた言葉です。A2.もともとエクレシアとはローマでは軍事用で、本陣を囲むという意味で用いられていました。A3.しかしイエス様がエクレシアを宣言された時、まだ教会はこの地に存在していませんでした。
主がペテロの信仰告白に興奮してエクレシアをはじめて宣言された時、人々はエクレシアの概念をあまり理解できていませんでした。しかし、教会が誕生する前にイエス様の御口からエクレシアが宣言されたこの時、教会は胎に着床したのです。
人の命が誕生する時は、精子と卵子が結合し、点のような小さな生命体が着床することで始まります。これは非常に小さなものですが、その中にすべてのDNAがデザインされ入っています。これが命のスタートです。このマタイ16章の話は、教会のDNAについて語られています。現代の教会は、教会のDNAを忘れてしまっていないでしょうか。あるところでは、たくさん人を集めることが教会と思っているかもしれません。またあるとこでは奉仕活動をすることが教会の働きと思っているでしょう。あるいは、たくさんのイベントを開催して賑やかに楽しくする事こそが教会だと思っている人もいると思います。または社会貢献・社会を変革させる活動こそが教会だと思っているかもしれません。
そのどれもが大切な働きであることは確かです。しかし、教会にとって最も大切なDNAはマタイ16章に書かれているこの事です。この教会本来のDNAを私たちは悟り、教会としての本質を回復していかなければなりません。今こそ、私たちのDNAを敵の手から取り戻す時です。主はどうして地上に教会を立てようとされているのか。私たちをどうして召しだしたのか。その事を次回以降見て行きたいと思います。
Q1. 教会のDNAは聖書のどの箇所に書かれていますか?
Q2. 命の始まりはどのようなものでしょうか?教会の始まりはそれと違いますか?同じですか?
(答えは次回に)
<続く>
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