新宿シャローム教会 Shinjuku Shalom Church

パク・ホジョン師 祈りのセミナー2013レポート

わたしの家は祈りの家と呼ばれる。-01

「シモン・ペテロが答えて言った。 「あなたは、 生ける神の御子キリストです。 」するとイエスは、 彼に答えて言われた。 「バルヨナ・シモン。 あなたは幸いです。 このことをあなたに明らかに示したのは人間ではなく、 天にいますわたしの父です。ではわたしもあなたに言います。 あなたはペテロです。 わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てます。 ハデスの門もそれには打ち勝てません。わたしは、 あなたに天の御国のかぎを上げます。 何でもあなたが地上でつなぐなら、 それは天においてもつながれており、 あなたが地上で解くなら、 それは天においても解かれています。 」そのとき、 イエスは、 ご自分がキリストであることをだれにも言ってはならない、 と弟子たちを戒められた。」（マタイの福音書16書16 – 20節）

なぜ日本にリバイバルが起こらないか

　主が目を覚まされ、働きを始めるために教会がすることがあります。実は、主は私たちが願っている以上にこの日本にリバイバルが起こって欲しいと思われています。それは主の心です。ではなぜ、イエス様は日本の地になかなかおとずれてくださらないのでしょうか。なぜ主は日本にリバイバルを与えようとされないのでしょうか。
　主はすべての国にリバイバルを与えたいと願っています。そして、それぞれの国には教会、主の共同体があります。主は創世記から黙示録まで、心の中に教会を描いておられます。主は教会を通して働かれます。ですから、私たち主の教会は偉大なる共同体であることを知らなければなりません。つまり、リバイバルが起こらないのは、主の責任ではなく、私たち教会の責任なのです。地上の教会次第で、主の働きが早められることもあれば、遅くなることもあるのです。ですから、このマタイ16章のみことばは教会を語る上でとても大切なみことばになります。どんな神学者や牧師も、この御言葉の範囲を超えて語ることはできないでしょう。
　私たちは一般的には教会が始まるのは使徒の働きの２章だと思うかもしれません。五旬節の日に集まっていたところに聖霊様が臨まれ、教会が産声を上げたと思うでしょう。しかし、新約聖書の中で「エクレシア（教会）」という言葉が最初に出てくるのはマタイ16章です。ですから、教会はここからスタートしていきます。しかし、「生まれる」ということよりも重要な事があります。それは、胎の中に身ごもるということです。母の胎の中に着床しなければ命は生み出されません。だから、このマタイの16章で書かれていることは、教会が母の胎の中に着床されるそのようなことを描いています。
　創世記から黙示録までの間に、神様の中には教会に対する夢があります。このマタイ16章に書かれていることは、教会が実際にこの地に誕生する前に、イエス様の御口を通して出てきた、「教会を立てる」という宣言の言葉なのです。

Q1. 日本にリバイバルが起こって欲しいと切に願っているのは、主と私たちどっちだろう？
Q2.主は今この地において、何を通して働かれますか？
Q3.教会という概念が最初に語られたのは聖書のどの箇所でしょうか？
Q4.エクレシアとはどういう意味ですか？

（答えは次回）

＜続く＞

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