■S:今日の聖書の言葉

テモテへの手紙 第一 4章13〜15節(イザヤ書40章)

★私が行くまで、聖書の朗読と勧めと教えとに専念しなさい。長老たちによる按手を受けたとき、預言によって与えられた、あなたのうちにある聖霊の賜物を軽んじてはいけません。これらの務めに心を砕き、しっかりやりなさい。そうすれば、あなたの進歩はすべての人に明らかになるでしょう。

■O:今日のコラム
私達は歴史上最も恵まれた時代に生かされています。聖書が記された時代は、御言葉を読む為には大きな巻物に記された写本を開くか、使徒達が教会宛に記した羊皮紙などに書かれた手紙の写しを読む事しか出来ず、しかも、まだ聖書全巻の啓示も揃ってはいませんでした。

しかし現在、私達はペテロもパウロも見る事が出来なかった、創世記から黙示録まで全巻揃った聖書を個人が持ち歩き、いつでもどこでも開いて読む事が出来ます。さらに携帯やパソコンを通しても御言葉を読む事が出来、モーセもダビデもパウロもこの恵みには驚くばかりでしょう。

しかし、あまりにも恵まれすぎて、私達はその重要さに気づかず、聖書を読む事をおろそかにしてしまっているかもしれません。そうであるなら共に悔い改めましょう。そして主の息吹によって記された御言葉を熱烈に愛しましょう。

私達が霊的に成長して行く為に、様々な本を読み、学びをし、訓練を受ける事も重要です。しかし、最も大きな霊的成長は、御言葉を開く時に聖霊様が個人的にレッスンをして下さる中で起こります。

パウロは若きリーダーであったテモテに、「御言葉の朗読をしなさい。」と勧めています。ぜひ私達も御言葉の朗読をしましょう。御言葉を目で追って読む時にも恵まれますが、しかし、口に出して朗読すると、さらに大きな恵みを味わう事となるでしょう。一つの箇所を繰り返し3〜4回、音読しましょう。そうする内に御言葉が私達の口の告白となり、宣言となり、賛美となり、祈りとなるからです。

時に私は一つの章や一節を握り、その御言葉を宣言しては祈り、また祈ってはその御言葉を読み、その御言葉の故に主に感謝を捧げるという時間を持ちます。その内に、御言葉が生きた約束となって信仰の中に働く事を感じるようになります。

日々、御言葉を飢え渇いて求め、朗読し続けましょう。私達の中で実を結んだ御言葉は、後に人々への勧めとなり、教えとなります。聖書に記されている「勧め」と言う言葉は「励まし」という訳をする事が出来ます。

日本語の励ましという言葉は「出来なくても大丈夫だよ。そのままで良いよ。」と全てを受容する様なイメージを受ける場合もありますが、聖書に記されている「励まし」は「チャレンジする」という意味があります。つまり、「罪と不義の道を離れよう。主にある聖さを追い求め、全てをかけて主に従い、命を捧げて主を愛そう。」と言うような力強く私達の信仰を奮起させるものです。

人々の信仰に火を付ける為には、まず、私達の内に御言葉の灯火と聖霊の炎が燃えている必要があります。私達は共に日々、御言葉を朗読する事を続けて行きましょう。後にその霊的な進歩は全ての人に明らかになるでしょう。

■A:考えてみよう
今日、聖書の数章を口に出して読み、御言葉を握って祈る時間を持ちましょう。

■P:祈り
主よ。あなたの御言葉を愛します。御言葉を通してあなたの心を私に教えて下さい。私は飢え渇きあなたと、あなたの御言葉を求めます。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

カテゴリー: マナメール

オンライン献金はこちらから。

大きな額の献金は手数料の少ない口座振り込みをお勧めいたします。

オンラインサポートの手順

Comments are closed.

  • 最近のコメント

  • 新宿シャローム教会 大久保会堂


    〒169-0073 東京都新宿区百人町1-23-24アミューズ大久保ビル2F
    TEL 03-3371-7558
  • アーカイブ

  • カテゴリー