■S:今日の聖書の言葉
ヨシュア記21章3、41節(同22章)
★ それで、イスラエル人は、主の命令で、彼らの相続地から、次の町々とその放牧地とをレビ人に与えた。…
イスラエル人の所有のうちで、レビ人の町は、全部で四十八の町と、その放牧地とであった。
■O:今日のコラム
19章までで、約束の地でのイスラエル各部族の割当が終わり、20章では逃れの町が定められ、21章では、レビ人たちに町が与えられました。
「あれ? レビ人は主御自身が彼らの相続地で、土地の配分はなかったんじゃないの?」と思われましたか?
荒野を旅していた間、レビ族は、他の部族とは異なって幕屋を囲むように、そのすぐまわりに宿営していました。
そして、約束の地の割当の時も、「ここからここの領域が、レビ族の領土」というふうに、まとめて大きな土地を所有地として受け取ることはありませんでした。けれど、今日の箇所からも分かるように、レビ族は、各部族の割当地の中に、いくつかずつの町を、合計でイスラエル全土で48の町々を受け取りました。
レビ人の仕事は、宮で主に仕え、主の前で民に仕える(とりなす、祝福する)ことでした。荒野を旅している時には、聖所の器具や、幕、板などを運ぶことも彼らの務めでした。でも、もう一つ大事な仕事がありました。それは、民に御言葉を教え、主を恐れることを教えるという務めでした。
レビ人は、自分の土地から収穫を得て、繁栄するために、所有地を受け取ったのではありません。イスラエル中に散らばって、全部族の間にいくつかの町をもらって住むことにより、イスラエルの民全体に御言葉を教え、神様を愛し、畏れ、敬うことを教えたのです。
歴代誌 第二 17章7-10節 それから、彼(ヨシャパテ王)は…彼のつかさたち、…を遣わし、ユダの町々で教えさせた。また、彼らとともにレビ人も同行した。…
彼らはユダで教えた。すなわち、主の律法の書を携えて行き、ユダのすべての町々を巡回して、民の間で教えた。そこで、主の恐れが、ユダの回りの地のすべての王国に臨んだため、ヨシャパテに戦いをしかける者はだれもなかった。
歴代誌 第二 35章3節 それから、彼は、全イスラエルを教え導くものであり、主の聖なる者であるレビ人たちに言った。
マナメールを毎日読んでいる皆様は、御言葉を愛し、神様を愛して、聖書をいつも読んでおられると思います。
聖書(ロゴス)を愛して、いつも読む人は、主の生きた御言葉(レーマ)を聞くようになるでしょう。
レーマが心に与えられると、信仰が強められます。
信仰が強くなると、「祈りは答えられる! 祈りは聞かれている!」と確信があるので、祈りが楽しみになり、たくさん祈るようになります。
たくさん祈ると、主の臨在の麗しさに触れるので、主の臨在のある場所が大好きになり、主御自身だけをますます愛するようになります。
これこそ、今の時代にあるレビ人の生き方です。
ますます、そうしてください!
あなたが、御言葉から語られていること、教えられていること、命を受けた御言葉を、他の兄弟姉妹にもシェアしてください。
御言葉によって変えられた、勝利者としての生き方を、人々の前で示してください!
そうすることで、私たちは、教会全体を守り、強めることができるのです。
雅歌に登場するおとめ、花嫁が、あまりにも花婿「愛する方」を愛するので、エルサレムの娘たちまで、花婿を追いかけ始めました(雅歌5章9節-6章1節)。
同じように、主の臨在を愛し、主に仕えることを愛し、御言葉を愛するレビ人クリスチャンが、熱烈に主を愛すると、まわりのクリスチャンたちにも、主を愛する炎が燃え移っていきます。
そして、教会全体が主を熱烈に愛する時(主を熱烈に愛する結果、兄弟姉妹を主の愛で愛し、クリスチャンじゃない人も、敵も愛するようになる時)、まわりのノンクリスチャンたちも、主が生きておられることを認めるようになるでしょう。
テモテの手紙 第一4章16節
自分自身にも、教える事にも、よく気をつけなさい。あくまでそれを続けなさい。そうすれば、自分自身をも、またあなたの教えを聞く人たちをも救うことになります。
■A:考えてみよう
至聖所に入り、主の御顔を仰いでいますか?(家でも、電車の中でも、はたまた大会衆と一緒の賛美集会の中でも、主と二人きりの奥まった部屋に入って、主と交わっていますか?)
主の宮で、主に仕え、民に仕えていますか?(教会、祈りの家に行き、主に賛美・祈りを捧げていますか? 兄弟姉妹のため、救われていない人々のため、迫害されている人々のため、とりなし、祈り、祝福していますか?)
民の中に散らばり、御言葉を携えて行って教えていますか?(身近にいる兄弟姉妹に、御言葉の祝福を分ちあっていますか?)
互いの信仰を分ち合い、互いに、徳を高め合い、築き上げ合っていきましょう!
■P:祈り
知恵と啓示の御霊よ、真理の御霊よ、聖書の御言葉を悟ることが出来るよう、助けてください。
あなたの命の言葉を、兄弟姉妹と分かち合い、互いに徳を高め合うことができるよう、助けてください。
イエスキリストの御名によってお祈りします。アーメン。
【 とも子 】
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