■S:今日の聖書の言葉
ヨシュア記15章63節(ヨシュア記16章)
★ ユダ族は、エルサレムの住民エブス人を追い払うことができなかった。それで、エブス人はユダ族とともにエルサレムに住んでいた。今日もそうである。
■O:今日のコラム
神様は、イスラエルの民に主が与えられた土地に住んでいる人々(カナン人やエブス人など)を追い払うように命じました。というのは、彼らの神をイスラエルの民が拝むという罪から守る為でした。
しかし、ヨシュア記を読み進めますと、「彼ら(イスラエルの民)は~人を追い払わなかった」という記述が沢山あります。そのようにして、偶像礼拝がイスラエルの地に浸透してしまいました。
今日の箇所はちょっと違って、「追い払うことができなかった」とあったので、気になったので、調べてみました。どうして彼らは追い払うことができなかったのか。。。
そしたら、士師記1章にこんな記事がありました!
19節「主がユダとともにおられたので、ユダは山地を占領した。しかし、谷の住民は鉄の戦車を持っていたので、ユダは彼らを追い払わなかった。」
鉄の戦車…
鉄の戦車はイスラエルの民にとって、ものすごく強烈であったようです。ヨシュア記17章16節にも、ヨセフ族が鉄の戦車を持っている民族を怖がっているのが伺えます。そんな民にヨシュアは、「彼らは強いからこそ、追い払わなければならない!」と言っています。(18節)
結局、ユダ族は谷の住民、エブス人を追い払わず、そのままにしておきました。
しかし、驚いたことに、この場所、後々ずっと読んでいくと、なんと、「ダビデの町」だということに気がつきました。第二サムエル記 5章にその事が書かれているのですが、ダビデは、この地に住み着いていたエブス人達を追い払い、占領し、「ダビデの町」と呼びました。(実際に今もその場所がちゃんと残っていますし、谷間にあります。)
皆さんが地境を広げようとする時、何かを進めようとするとき、または、主がもう約束されたものを獲得する時、イスラエルの民が恐れたような「鉄の戦車」が立ちはだかっていますでしょうか?
ヨシュアは、強いからこそ取り除くべきだと言い、また、ダビデは、エブス人たちに「私達を追い出すことなんか、お前にはできない!」って言われても占領しました。
彼らは、他のイスラエルの民と何が違ったのでしょうか? ユダ族も、イスラエルの民も主がともにおられました。
どこまで信じたかだと私は思います。
ヨシュアとダビデの信仰。それは、普通のイスラエルの民よりも大きなものであり、主が鉄の戦車よりも遥かに偉大な方である事を心から信じきっていたから、その信仰に応じて、主も働いてくださったと私は思います。
■A:考えてみよう
鉄の戦車を見るのではなく、主を見上げていきましょう!
■P:祈り
主よ、私の目を鉄の戦車に向けるのではなく、あなたの偉大さ、あなたの素晴らしさに目を向けさせてください。そして、あなたによって、私は鉄の戦車を追い払い、あなたが約束してくださっているものを獲得することができることを今、今日、信じます!
ハレルヤ! 主よ、感謝します!!!
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 かよ 】
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