■S:今日の聖書の言葉

コリント人への手紙 第二 13章8節(詩篇53、 54篇)

★ 私たちは、真理に逆らっては何をすることもできず、真理のためなら、何でもできるのです。

■O:今日のコラム

少し前、「ちょいワルおやじ」という言葉が流行りました。なんだかかっこ良く聞こえる言葉ですが、よく考えると中途半端な言葉じゃないですか? おやじになって、ちょっと悪いって。どうせなら思いっきりワルの方がかっこいい気がしてきます。

私たちはなぜか、ちょっと悪い事に憧れてしまうことがあります。私もかつてそうでした。学生の時に短い学ランを着てみたり、いかにも取ってつけたかのようなサングラスとかけてみたり(笑)。今考えるととても恥ずかしいことです。

確かに悪いこと、闇の物はかっこ良く見えたりします。しかし、それはまだまだ未熟な証拠です。本当に成熟したものは、その上をいくかっこよさを求めるはずです。それは、神の真理の中を生きるという事です。

特に年齢の若い人は、みことばに従って生きること、神の戒めに従って生きていくことは、一見、愚直でかっこわるく見えるかもしれません。

聖書に書かれていることを学校で実践しようとしたら、友達に笑われるかもしれません。
いいじゃないですか。笑わせておけば。神のみことばに従って生きることは何にも勝って素晴らしい生き方です。
これは私が言っているのではなく、聖書が言っています。

「みことばに心を留める者は幸いを見つける。【主】に拠り頼む者は幸いである」(箴言16章20節)

私たちは神の子です。神は真理に属します。であれば、私たちも真理に属します。

「それによって、 私たちは、 自分が真理に属するものであることを知り、 そして、 神の御前に心を安らかにされるのです。」(ヨハネの手紙 第一 3章19節)

もし、皆さんが何をやってもうまくいかない、今行っていることで異常なストレスを感じる、怒りっぽく、イライラしてしまうということがあったら、立ち止まってよく祈り、みことばを味わって下さい。

もしかしたら、あなたは神様が「こちらに行きなさいよ」と言われている声に逆らって歩んでいるのかもしれません。もし、そうであれば、激しい濁流の川を一生懸命さかのぼっているようなものです。必死でもがき苦しみ、前進したように思えても、実際は後退してしまっている…。そんな悲しいことは避けたいものです。

もし、あなたが神様の声に従って生きるなら、その大きな流れに身を任せるだけで神様が一番良い所へ導いてくださるはずです。

「【主】の祝福そのものが人を富ませ、 人の苦労は何もそれに加えない。」(箴言10章22節)

私たちが神に属するものであるなら、真理に逆らっては何をすることもできません。自分の歩みを優先させるのではなく、神様の導かれる方向へと身を委ねていきましょう。

また、今日のみことばを別訳で見ると「私たちの務めは、いついかなる時にも、正しいことを勧めることであって、悪を望むことではありません。」とあります。

そうです。私たちの務めは神にある正しいことを世に伝えることです。

世の中は悪いことがかっこいいと薦めてくるでしょう。私たちはそのような悪の大きな流れに身を任せてはいけません。私たち神に属するものは、狭い門を目指さなければなりません。

かっこわるく思われてもいいじゃないですか。笑われてもいいじゃないですか。あなたが神様のみことばに従って歩むなら、あなたの天での報いはおおきなものです。

そして、それを忠実に続けていくなら、あなたは聖霊様によって栄光から栄光へと神の似姿に変えられ、キリストの身丈にまで達することが出来るでしょう。そして、だんだんと周りの人の目が変わってくるでしょう。

あなたの真理が輝き、周りに良い影響を与えてくでしょう。地の塩、世界の光として輝くようになるでしょう。周りの人があなたの歩みに心惹かれ、どのようにすればそのようになれるのか聞いてくることでしょう。その時は胸を張ってキリストの素晴らしさを伝えましょう。

神の真理のどまんなかを歩む生き方は本当にかっこいい生き方です。そのような歩みができるよう、皆さんを励まし、祝福します。

■A:考えてみよう

私の生き方は真理に逆らっていないだろうか。
私の口から出る言葉は神に喜ばれ、受け入れられるものだろうか。

もしそうでないなら、あなたをそうさせている原因はなんだろうか。

照れだろうか。恥ずかしさだろうか。神の命令を軽くみているからだろうか。その原因を祈りとみことばによって神様に示していただきましょう。

いままでの歩みを変えることは難しいかもしれません。しかし、今が決断の時です。「後で考えよう」と思っても、その「後で」は永久にやってこないかもしれません。

もう一度聞きます。あなたは真理に逆らいたいですか? それとも従いたいですか? あなたが心から歩みを変えたいと切に願うなら、主はそのように導いてくださいます。自分の力では出来ないでしょうが、神に不可能なことはありません。信仰を持って真理のどまんなかを歩む生き方をしていきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン。

【 しゅん 】

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