■S:今日の聖書の言葉
詩篇50篇2節(コリント人への手紙 第二 10章)
★ 麗しさの窮み、シオンから、神は光を放たれた。
■O:今日のコラム
主はシオンを『麗しさの窮み』、つまり最も麗しい存在と言っておられます。
なぜでしょう?
シオンがキリストの花嫁だからです。主は、麗しい、ご自身にふさわしい花嫁をめとられるのです。
この地上において女性を最も麗しい存在として作られたのは、花嫁とは麗しいものであるという実物教育なのです。だから主は、女性を創られた後、すべての創造の業を終えて『非常に良い』と仰せられました。
そしてシオンとは、『シオンの山』という言葉が示す通り山です。
同時にシオンとは、ダビデの幕屋の置かれた山の事です。
花嫁とは、この山全体を指しているのです。
ところがダビデの幕屋自体は、神の宮、神の御住まいです。聖書はこの二つをいたるところで併記しています。
たとえば『どうか、あなたの光とまことを送り、私を導いてください。あなたの聖なる山、あなたのお住まいに向かってそれらが、私を連れて行きますように。』(詩篇43篇3節)です。
宮とは、主の臨在の中心です。主の御住まいです。ともに集まって礼拝を捧げる場所です。
山とは、別の箇所では、神の都とも書かれておりエルサレム全体、人々の生活の場のことです。この全体が花嫁であり、黙示録に出てくる新しいエルサレムなのです。
今日、『終わりの日に、ダビデの幕屋が建て直される』という主の約束が、世界中に実現しつつあります。
ダビデの幕屋には、主の臨在とみこころの啓示が解き放たれ、聖所を一貫して貫いている私たちの召し、一心に主を慕い求める、キリストの花嫁を整える御業が起こります。
そして異邦人の完成、イスラエルの救いが起こり、主の再臨へとつながっていきます!
ハレルヤ!ダビデの幕屋の回復に参加しましょう!
ダビデの幕屋の回復に参加するとは、フルタイムで献身して祈りに参加するばかりがそうではありません。
父のみこころを行なう事がなくては、ダビデの幕屋の完成とは言えません。ともに集まり祈り、賛美し、礼拝することと父のみこころを行なうことは、すべての花嫁に必要なことです。
しかし、そこには分担があり、おもに祈りと賛美で礼拝する者と、おもに生活の場でみこころを行なって礼拝する者(これは霊的な礼拝です)に分かれます。それは、レビ人と11部族の関係に見ることができます。
そしてその二つが成熟してこそ、栄光の教会、キリストの花嫁となるのです。そのとき雅歌8章(雅歌は、花嫁の成熟の書、8章は、その最後の章)のこの御言葉にある、城壁が完成し、花嫁が完成するのです。
『私は城壁、私の乳房はやぐらのよう。それで、私はあの方の目には平安をもたらす者のようになりました。』(雅歌8章10節)
レビ人なら、花嫁とは限りません。11部族なら花嫁にはなれないとは限りません。
それは私たちの心と行いを見て、主がお決めになることです。
大事なのは、私たち一人ひとりが、心から主を愛し、その心が行いに結びついていること、実となっていることです。
■A:考えてみよう
自分の召しを確認し、ダビデの幕屋に参加しよう! それぞれに用意された主のみこころを尊ぼう!
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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