■S:今日の聖書の言葉
コリント人への手紙 第一 15章34節(申命記31章)
★ 目をさまして、正しい生活を送り、罪をやめなさい。神についての正しい知識を持っていない人たちがいます。私はあなたがたをはずかしめるために、こう言っているのです。
■O:今日のコラム
突然の質問ですが、皆さんは何のために信仰を持っていますか?
(この先を読み進める前に、少し立ち止まって良く考えてみてください)
様々な答えがあると思います。そのどれもが正解でしょう。しかし、その中で一つに絞るなら「キリストの再臨」ではないかと思います。
「再臨」や「復活」という話をすると、自分とは程遠く、なにか空想話のように思われるかもしれません。しかしこの事こそ、私たちの信仰の核心なのです。
初代教会はこの復活・再臨の信仰を強く持っていました。ゆえに彼らはもっぱら祈りとみことばに専念し、絶え間無い祈りと賛美を捧げていました。その結果、福音が爆発的に世界中へと広がっていったのです。
もし私たちのなかから再臨の信仰を取り去ってしまうなら、それは塩が塩気を失ったようなものになってしまうでしょう。(マタイによる福音書5章13節)
今日か、明日か、10年先かわかりませんが、確実に言えることは主は戻ってこられるということです。パウロが言っている「神についての正しい知識を持っていない人たち」とは、復活・再臨の信仰を持っていない人を指しています。
では、神に対して正しい知識を持つためにはどうすればいいのでしょうか。
それはその前にかかれていることを実践することです。その3つのステップを見て行きましょう。
1)目を覚まして
私たちは目を覚ます必要があります。人の生き方にも慣性の法則が働くので、人は自分の歩みをなかなか変えようとはしません。しかし、もし私たちが主の願われていない歩みをしているのなら、それは的外れな生き方になります。的外れとは「ハマルティア」と言い、罪を意味します。
まず私たちは主を見上げ、主との正しい関係を築き、この地に軸足を置いた視点ではなく、神の国の視点を持って自分の生き方を見直していく必要があります。
まず必要なのは、主の願われている歩みと今の自分の歩みとのズレに気づかせていただくことです。そうしないことには、軌道修正しようにもどのように修正していいかわかりません。目を天に上げ、御国の視点、つまり主によって進むべき「的」を見せていただきましょう。
2)正しい生活を送り
次のステップは正しい生活を送ることです。主の願われている歩みと自分の歩みとのギャップに気づかせてもらったなら、実際に今いるところから主の願われている方向に向きを変え歩き始める必要があります。
これを「悔い改め」と言います。これは一度行って終わりというものではありません。私たちは日々主を見上げ、自分とのギャップを知り軌道修正をしていく必要があります。毎日これを行わないなら、気がついた時に元の道に戻るまで多くの時間と労力がかかってしまうでしょう。
正しい生活を送るために、毎日みことばに親しみ、祈りを通して主との関係を親しくしてきましょう。
3)罪をやめなさい
キリストが来られたのは、私たちの中から罪を取り除くためでした。主は徹底的に罪を嫌われます。また、使徒パウロも「あなたがたはまだ、 罪と戦って、 血を流すまで抵抗したことがありません。」(ヘブル人への手紙12章4節)と言っています。
私たちは目を覚まし、正しい生活を送ったなら、さらに高い領域、罪をやめる事を行う必要があります。それは容易なことではないでしょう。(霊的に)血を流すほどの戦いになることもあるでしょう。
しかし、「人にはできないことが神にはできるのです。」 <ルカによる福音書18章27節>
罪の生活をやめるなら、私たちには御霊による本当の自由と解放がやってきます。
このステップを通して、聖められてきましょう。
これは行き過ぎた考えでしょうか?
聖書をよく読んでみてください。いたるところにこの事が書かれているはずです。
であれば、私たちはそれを行っていこうではありませんか。それは強制でも義務でもありません。ただ、花婿なるイエス様を愛するが故です。私はたとえ自分にとって大変なことでも、愛する人のお願いなら行いたいと思います。
私の愛する人は必ずもどってこられます。その希望こそ本当の希望です。私はこのことの故に信仰を持っています。
「No 再臨, No 信仰」。つまり再臨なくして信仰なし。
この希望を持って、花嫁として整えられ、共に主を待ち望んでいこうではありませんか。
■A:考えてみよう
あなたに再臨の信仰はありますか?
どれほど本気でイエス様が戻ってこられるということを信じていますか?
また、その備えはできていますか?
よく考えて下さい。今、あなたが行っていることは再臨の信仰に関係していますか?
何かやめるべき習慣はありませんか?
主に捧げるべき分野、ものはありませんか?
手をこまねいていてはいけません。今こそ決断し、方向転換をしましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン。
【 しゅん 】
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