■S:今日の聖書の言葉

レビ記1章2、3節(使徒の働き1章)

★ イスラエル人に告げて言え。もし、あなたがたが主にささげ物をささげるときは、だれでも、家畜の中から牛か羊をそのささげ物としてささげなければならない。

もしそのささげ物が、牛の全焼のいけにえであれば、傷のない雄牛をささげなければならない。それを、彼が主の前に受け入れられるために会見の天幕の入口の所に連れて来なければならない。

■O:今日のコラム

捧げ物に関する初期の規定にこのように書かれています。

『家畜から捧げる』、つまり(当時は家畜=財産)自分の財産から捧げる、と。親や他人の財産ではなく、自分の財産からです。

また、『傷のないものでなくてはならない』とあります。
これは、要らない物、余り物、どうでもいい物ではなく、最高の物をということです。

それを『彼が連れてこなければならない』、つまり、目に見える捧げ物だけではなく、労力も捧げ物であるということです。

主は、単にモノを求めているのではありません。主は、無から何でも作ることができますから。

捧げ物は、目に見えるものだけでなく、目に見えないものだけでもなく、その両方です。

『心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、あなたの神である主を愛しなさい』、これが第一の戒めです。

私は、モノをあまり持っていません。だから、モノではなく心を捧げます、というのは、どこか疑問を感じます。

2レプタのやもめは、わずかですが、あらん限りを捧げて褒められました。
私達は、時間も、労力も、財産も、心も、全て主が求めておられるなら犠牲を払って捧げる事が、主の喜びにつながります。それは私たち自身の喜びにもなります。

好きな人が、自分のために忙しい中、少ないお小遣いの中、頑張って高価な材料で、時間をかけて、手作りのお菓子や料理などを作ってくれたら、誰だって嬉しいはずです。

ならば主は、なおさらです。主は、その犠牲のひとつ一つを見て、知っておられますから。

■A:考えてみよう

主の喜びとなる捧げ物を、自分の全てを尽くして、いつでも、絶え間なく捧げる、礼拝を目指す。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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