■S:今日の聖書の言葉

出エジプト記8章1節(同7章)

★ 主はモーセに仰せられた。「パロのもとに行って言え。主はこう仰せられます。『わたしの民を行かせ、彼らにわたしに仕えさせるようにせよ。

■O:今日のコラム

出エジプト記の前半において「わたしの民を行かせ、彼らにわたしに仕えさせるようにせよ。」と主がしきりに語っておられる言葉は重要なポイントとなります。

パロはイスラエルの民がエジプトを出て、主に礼拝を捧げ、祭りをする事をかたくなに拒み続け、その度にエジプトは主の御手によって打たれました。これは終わりの時代に生きる私達にとって非常に大切な教訓です。

パウロは「終わりの日には困難な時代がやって来ることをよく承知しておきなさい。」(テモテへの手紙 第二 3章1節)と言っています。

その時、人々は「神よりも快楽を愛する者」になるという事が後の節に書いてありますが、神に仕え、礼拝を捧げるより、自分の楽しみや快楽を優先する様になるのが終わりの時の一つの特徴です。

人々は礼拝をする事に対して低い価値を持つようになり、クリスチャンであっても礼拝にとって変わって様々な活動や自分の必要が生活の王座を占める事があるかもしれません。

主に礼拝をし、祈りの歩みをしようとすると「他に優先しなければならない、もっとやるべき事が沢山ある。だから祈り、礼拝するのを止めよう。」という思いが心に語りかける事があるかもしれません。

しかし、その時、主がエジプトに対して語っておられる言葉を思い起こしましょう。
「わたしの民を行かせ、彼らにわたしに仕えさせるようにせよ。」

今こそ私達の内から礼拝を止めるパロの心を追い出す時です。そして、祈りと礼拝へと速やかに向かう心を受けましょう。

パロの心と逆の心は「シオンへと向かう心」です。
シオンはかつてダビデの町と呼ばれ、そこでは絶え間ない祈りと礼拝が主の御前に捧げられていました。

聖書は「なんと幸いなことでしょう。その力が、あなた(主)にあり、その心の中にシオンへの大路のある人は。」(詩篇84篇5節)と言っています。

私達は共に礼拝者としての道を歩もうではありませんか。

大切なことはわずか、いや一つだけです。

それは主の御側でこの方の語りかけを聞き、親密な愛の中に生きる事です。間もなく花婿なる主イエスは私達を迎えに来られます。時を無駄にしないで、主の為に時間を捧げましょう。

■A:考えてみよう

毎日の生活の中で主を礼拝する事を妨げているものは何だろうか?

それを取り除き生活を変える決心をしましょう。主を礼拝する事は私達の人生の最重要の優先事項だからです。

■P:祈り

我が内から礼拝を妨げるパロの心よ出て行け。

そして、主から礼拝者の心を受け取ります。聖霊様に満たされ、まこと(真理)に立って礼拝をする礼拝者となりたいです。

父なる神様がこの様な礼拝を求めておられる事を覚え、私自身を主に生きた供え物として捧げます。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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