■S:今日の聖書の言葉
出エジプト記6章5-6a節(同5章)
★ 今わたしは、エジプトが奴隷としているイスラエル人の嘆きを聞いて、わたしの契約を思い起こした。それゆえ、イスラエル人に言え。わたしは【主】である。(【】内は太文字の主)
■O:今日のコラム
みなさんは保険に加入していますか?
毎月結構な金額を引き落とされ、嫌になる時もありますが(保険関係の方がいたらゴメンナサイ)いざとなった時は本当に助けになるものです。
もし、あなたが保険に入っていて、事故を起こしてしまった場合、保険金は自動的に払い込まれることはありません。事故証明を取って、それを保険会社に提出しないと保険金は支払われないのです。そういう契約になっているはずです。
同じように、私たちがイエス・キリストを救い主として受け入れるなら、神様と私たちのあいだに契約が成立します。
それは天国での永遠の命です。
しかし、神様はさらに私たちに特約を与えたいと願っています。その特約は、私たちが神様に申請しないと与えられないものです。(契約に関しては 『7000』 第二号、久保田文吾先生の 「主の祭壇の7つの特徴」 の記事に詳しく書かれています。)
エジプトの民はエジプトの奴隷として苦しめられている中で主に叫び求めました。すると、主はその声を聞き、契約を思い起こされました。そして、モーセとアロンを通して、主の力によってイスラエルの民をエジプトから救い出されました。
ちなみに、聖書で 「エジプト」 と出てくるとそれは 「罪」 の象徴ということができると思いますので、この後聖書を読み進めるときに参考にして下さい。
主は契約を思い起こされ、「わたしは【主】である」 と言われました。この【主】は太文字の主で書かれています。それはヤハウェなる神様のことです。
ヘブル語で 「ヤハウェ」 と言う文字を見てみると、4つの文字からできています。その一つ一つの意味を並べると「手を見よ、釘を見よ」 という意味になります。これはイエス・キリスト以外何者でもありません。
世界中で 「ヤハウェ」 「アドナイ(ヤハウェに母音をふった言葉でヤハウェと同じ)」 と呼ばれている神様はイエス・キリストを指しています。このような全地全能の神が、私たちと契約を結んでくださっているのです。何と素晴らしいことでしょうか!
あなたがたとえ今、このイスラエルの民のように、エジプトの奴隷のような状況に置かれていても、ヤハウェなる神様はあなたを必ずそこから助けだしてくださいます。
しかし、それは私たちが自分の力で行うことは出来ません。主の方法でしかなしえません。
1節には「わたしがパロにしようとしていることは、今にあなたにわかる。」と書かれています。たとえ今起こっている状況が理解できてなくて、あなたが全信頼を主に置いているのであれば心配する必要ありません。すべてを主に委ねましょう。
■A:考えてみよう
神様は契約を思い起こされました。これは神様が契約を忘れておられるのではありません。契約をもう一度確認されているのです。
むしろ、忘れてしまっているのは私たちの方です。神様との契約を忘れないためにも、このマナメールを読んで満足するのではなく、自分自身で聖書を開いて、知恵と啓示の御霊を求め、みことばを深く学んでいく歩みをしていきましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン。
【しゅん】
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