■S:今日の聖書の言葉

マタイによる福音書19章16-17節 (ヨブ記21章)

★ すると、ひとりの人がイエスのもとに来て言った。「先生。永遠のいのちを得るためには、どんな良いことをしたらよいのでしょうか。」
イエスは彼に言われた。「なぜ、良いことについて、わたしに尋ねるのですか。良い方は、ひとりだけです。もし、いのちにはいりたいと思うなら、戒めを守りなさい。」

■O:今日のコラム

以前に金の精錬方法について聞いた事があります。金は炉の中に入れられ様々な不純物が取り除けられます。しかし、金が純金となる為に最終的に取り除けられるのは金の中に含まれている銀の成分なんだそうです。銀は価値のあるものですが、その価値あるものが純潔な金としての価値を鈍らせてしまう事になるのです。

今日の箇所で主イエスの元に来た青年は「どんな良いことをしたら永遠の命に入れるのですか」と質問をします。「良いこと」と言うものは、立派で価値のあるものですが、その価値のあるものが重要な御国の真理を曇らせ、見えなくさせてしまいます。

だから、主イエスはここで「なぜ、良いことについて、わたしに尋ねるのですか。良い方は、ひとりだけです。」と言われ、本当に重要な真理へと視点を変えます。

そうです。御国は「良いこと」をする事を通して得られるのでは無く、「良い方」である主を求める者に与えられるのです。なぜなら主御自身が命の源なるお方であり、御国の中心であられるからです。この方を熱烈に追い求め続けましょう。

さらに主イエスは、「もし、いのちにはいりたいと思うなら、戒めを守りなさい。」と言われています。主を愛するとは熱烈な感情を主に捧げると同時に、具体的に御言葉に従って歩む事です。

主と愛の関係の中で聖霊様の力を受けて生きる時に、私達は主の恵みと助けを得て、人間的な基準や宗教的な行いを遥かに超えて主の御心を成して生きる事が出来るのです。絶えず主イエスを求め続けて歩みましょう。

「あなたがたが、わたしの名によって何かをわたしに求めるなら、わたしはそれをしましょう。もしあなたがたがわたしを愛するなら、あなたがたはわたしの戒めを守るはずです。」(ヨハネによる福音書14章14-15節)

■A:考えてみよう

私達の生活の中で、主の臨在を妨げるものがあるなら、例えそれがどんな良いものに思えても、取り除ける決心をしましょう。

■P:祈り

主よ。何よりも良いお方であられるあなた御自身を求め続けます。あなたの臨在を最も価値あるものとして尊びます。主の御心を成して生きる事が出来る様に導いて下さい。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

カテゴリー: マナメール

オンライン献金はこちらから。

大きな額の献金は手数料の少ない口座振り込みをお勧めいたします。

オンラインサポートの手順

Comments are closed.

  • 最近のコメント

  • 新宿シャローム教会 大久保会堂


    〒169-0073 東京都新宿区百人町1-23-24アミューズ大久保ビル2F
    TEL 03-3371-7558
  • アーカイブ

  • カテゴリー