■S:今日の聖書の言葉

マタイによる福音書17章25b-27節 (ヨブ記19章)

★ 「シモン。どう思いますか。世の王たちはだれから税や貢を取り立てますか。自分の子どもたちからですか。それともほかの人たちからですか。」ペテロが「ほかの人たちからです」と言うと、イエスは言われた。

「では、子どもたちにはその義務がないのです。しかし、彼らにつまずきを与えないために、湖に行って釣りをして、最初に釣れた魚を取りなさい。その口をあけるとスタテル一枚が見つかるから、それを取って、わたしとあなたとの分として納めなさい。」

■O:今日のコラム

このイエス様の返答、力強いと思いません?

この返答をダイレクトに言い換えれば、納入金を納める必要はないってことです。

どうしてそのような返事をしたのでしょうか? or どうしてこのような大胆な返事ができたのでしょうか?

それは、イエス様は、ご自分がどういう者であるかをよくご存知だったからです。彼は、この世のすべては天のお父様のものであり、自分はその方の御国の子どもであると自覚していました。だから、納入金を納める必要はない!と言いきったのです。

私達も御国の子どもとして、このような大胆さを持ちたいですね。イエス様と同じ大胆さを下さいと祈っていきましょう。

御国の子どもであるから、この世においても、納入金を納めるのは自由だと、イエス様は大胆に言い切りましたが、「つまずきを与えないために」最終的に納入金をしっかりと納めました。

ここで、イエス様は、御国の子どもとして、この世でどのように歩むべきかの模範を示してくださっています。

私達が御国の子どもだからといって、この世の法律などに従わないというのは、イエス様がとった行動ではありません。

この後の章で、イエス様は、このように語られました。「つまずきが起こるのは避けられないが、つまずきをもたらす者はわざわいだ。」
また、ローマ人への手紙13章1節に、パウロは、すべての権威は神によって立てられているから、上に立つ権威に従うべきだと書いています。

イエス様は、このことばを行動にうつし、人々をつまずかせないで、立てられた権威に従いました。これが、へりくだりです。自分の立場、特にイエス様なんか、すべて造られたものの王というidentityと権力をもっているのに、それを使わずに、この世の王に従いました。

■A:考えてみよう

私達もこのイエス様の姿から学びましょう。

まず、何よりも私達は御国を支配される神様の愛されている子どもであることをしっかりと自覚し、どんなに素晴らしい権威と特権が与えられているかを把握しましょう(エペソ人への手紙1章17-19節)。

そして大胆に御国の子どもとして歩めるようにお祈りしましょう。

それと同時に、この世で神様の子どもとして、今日、どのように歩んで行くべきかを教えてもらいましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 かよ 】

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