■S:今日の聖書の言葉
創世記19章13節(同20章)
★ わたしたちはこの場所を滅ぼそうとしているからです。彼らに対する叫びが主の前で大きくなったので、主はこの町を滅ぼすために、わたしたちを遣わされたのです。
■O:今日のコラム
創世記に登場するソドムの町は罪と不道徳の故に、神の怒りと裁きを受けて滅ぼされた町でした。その最も際立った不道徳は「同性愛」だったと言われています。
現在、同性愛を容認する運動が、猛烈な勢いで世界中に広がり、政治や、法律の領域においても同性愛が認められ始めています。世界で最も同性愛者が多い町は、ニューヨーク、パリ、テルアビブ(イスラエル)です。イスラエルには本当に多くの同性愛者がおり、その様な不道徳の罪を通しても、主の約束がイスラエルに回復する事を止める力が働いている事を覚えます。
また、今までクリスチャン国として知られていたアメリカや韓国においても、公のメッセージで「同性愛は主の御前に罪です。」とはっきりと言う事が難しくなって来ているそうです。
もしそのような事を公に言うと、偏った考え方の持ち主、愛の無い者、平和を壊す者、ひどい場合はテロリストと呼ばれ、強い批判の対象となるのです。アメリカにおいては、訴えられ裁判の対象になる場合もあります。
その為、多くの人々に受け入れられるメッセージは悔い改めを叫ぶよりも、理解し合う事、受け入れる事、融合する事、人間的に愛し合う事、より良い人生を生きる事であり、そのようなメッセージが世界中で語られ、教会は塩気を失い、世俗主義に流されています。
もちろん、その様な罪に対して悩みを持ち、葛藤し、真剣に闘っている人々を私達が受け入れ、愛し、とりなし祈り、御言葉の真理へと共に歩んで行く事は、神様の願いです。しかし、これは全ての罪において言える事ですが、私達が神の御国に入る為にはどうしても「悔い改め」の道を通らなければならないのです。
「神の恵みは大きく、罪を持ち続けても無条件に赦されており、主の愛は豊かだから私達は裁きなど恐れなくてもよい。」という教えに対して、主イエスの弟のユダは真っ向から戦い、手紙を書き記しました。ユダの手紙は短い書簡ですが、この終わりの時に教会が塩気を取り戻す為に本当に重要な書簡です。
彼は神の裁きについて「また、ソドム、ゴモラおよび周囲の町々も彼らと同じように、好色にふけり、不自然な肉欲を追い求めたので、永遠の火の刑罰を受けて、みせしめにされています。」と言っています。
今、まさにソドムが刑罰を受けた時以上に全世界に不道徳が広がり、大いなる裁きの炎が全世界に下ろうとしている直前と言えます。その時に生きている私達はアブラハムがしたように、主との親密さの中でとりなし祈る事が必要です。そして、ユダが書き記した様に、聖霊の聖さの中で生き、人々をあわれみ、失われた魂を愛する心を持つ事が求められています。
■A:考えてみよう
ユダの手紙を読んでみましょう。
「しかし、愛する人々よ。あなたがたは、自分の持っている最も聖い信仰の上に自分自身を築き上げ、聖霊によって祈り、神の愛のうちに自分自身を保ち、永遠のいのちに至らせる、私たちの主イエス・キリストのあわれみを待ち望みなさい。疑いを抱く人々をあわれみ、火の中からつかみ出して救い、またある人々を、恐れを感じながらあわれみ、肉によって汚されたその下着さえも忌みきらいなさい。」(ユダの手紙20-23節)
■P:祈り
主よ。終わりの時に目を覚まし、御霊に日々満たされ、御言葉に従って歩む事が出来ますように。私を世の光、地の塩として、あなたの栄光と真実さをこの世に現し、多くの魂が主の愛と真理の中に勝ち取られる為に用いて下さい。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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