■S:今日の聖書の言葉
ヨハネの手紙 第一 5章7-8節(オバデヤ書)
★ あかしするものが三つあります。御霊と水と血です。この三つが一つとなるのです。
■O:今日のコラム
私達がこの終わりの時代に、主にあって力ある「あかし人」として立ち上がる為に今日の3つの要素が絶対に必要な条件となります。
私達が「あかし人」となるために必要な条件の一つは「御霊」です。
イエス様はこの地上で多くの奇跡としるし、不思議な業をなされ、大胆に御国の言葉を伝えてまわりましたが、その神の御子イエス・キリストであっても、御霊の力と導き無しには、この地上で力ある働きを何もする事が出来ませんでした。
また主イエスの弟子達も、御霊の力を受ける前は、ただの無学な普通の人々と呼ばれる集まりでした。
聖霊が臨まれる時にこそ私達は力を受け、地の果てにまで主の証人となる事が出来るのです。御霊によって私達が伝える福音は言葉だけのものでは無く、力と御国の現れをこの地にもたらすものとなります。聖霊様を求めましょう。
二つ目は「水」です。
エペソ人への手紙5章26節には、キリストは、みことばにより水の洗いをもって、教会をきよめて聖なるものとされた、という事が記されています。
つまり、私達が主の「あかし人」として堅く立つためには絶対に御言葉に土台を置く必要があります。
主イエスは、御言葉を聞き、それを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人のようだと、言われました。岩の上に建てられているなら洪水が来ても強い風が吹いてもその家は倒れる事がありません。
この終わりの時代には私達の信仰を惑わし、かき乱す多くの教えの風が吹き荒れ、非聖書的な価値観が大洪水のように押し寄せてきます。
その中で私達が堅く立って、この地に御国の栄光を現す証人となるためには、日々、御言葉を基準に生きる歩みを続けて行く事です。御言葉を飢え渇き求めて、実行しましょう。
三つ目は「血」です。
旧約聖書の時代、幕屋の至聖所にあった契約の箱(別名 あかしの箱)には年に一度、雄牛の血が注がれる必要がありました。それによってイスラエルの民全体の罪の贖いがなされる為でした。
しかし、この行為は新約時代の主イエスの十字架を現す型です。
「キリストが傷のないご自身を、とこしえの御霊によって神におささげになったその血は、どんなにか私たちの良心をきよめて死んだ行いから離れさせ、生ける神に仕える者とすることでしょう。」(ヘブル人への手紙9章14節)
絶えず主イエスの十字架の救いの恵みと、その血による聖めの中に堅く留まり続けましょう。
これら三つのものが一つとなって、私達をキリストにある力ある「あかし人」と造り変えるのです。
父、子、御霊が三位一体であられるのと同様に、御霊の油注ぎ、父の御言葉、子羊イエスの血潮は、この三つが一つとなって私達を王であり祭司として、主の顕著な臨在と栄光の中へと導き入れる事となります
■A:考えてみよう
今日の御言葉を黙想して、御霊の油注ぎ、御言葉の啓示、主イエスの十字架の聖さを共に受けましょう。
■P:祈り
主よ。絶えずあなたを愛しあなたとの親しさを求めます。御霊に満たされ、父の心に従って歩み、主イエスの聖さを身にまとって歩む事を切に求め続けます。
私を王であり祭司、キリストの花嫁として日々整え、導いて下さい。
愛する主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。
【 しんご 】
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