■S:今日の聖書の言葉
ヨハネの手紙 第二 1〜8節
★長老から、選ばれた夫人とその子どもたちへ。私はあなたがたをほんとうに愛しています。私だけでなく、真理を知っている人々がみな、そうです。
このことは、私たちのうちに宿る真理によることです。そして真理はいつまでも私たちとともにあります。
真理と愛のうちに、父なる神と御父の御子イエス・キリストからの恵みとあわれみと平安は、私たちとともにあります。
あなたの子どもたちの中に、御父から私たちが受けた命令のとおりに真理のうちを歩んでいる人たちがあるのを知って、私は非常に喜んでいます。
そこで夫人よ。お願いしたいことがあります。それは私が新しい命令を書くのではなく、初めから私たちが持っていたものなのですが、私たちが互いに愛し合うということです。
愛とは、御父の命令に従って歩むことであり、命令とは、あなたがたが初めから聞いているとおり、愛のうちを歩むことです。
なぜお願いするかと言えば、人を惑わす者、すなわち、イエス・キリストが人として来られたことを告白しない者が大ぜい世に出て行ったからです。こういう者は惑わす者であり、反キリストです。
よく気をつけて、私たちの労苦の実をだいなしにすることなく、豊かな報いを受けるようになりなさい。
■O:今日のコラム
ここで使徒ヨハネは、子たちが真理の内に歩んでいるのを見て喜んでいます。似た文章がヨハネの手紙第三にもあります。そこには「子たちが真理の内を歩んでいること以上に大きな喜びはない」とまであります。これは私たちが真理の内を歩んでいることは天の父を最大限に喜ばせるものであることを示しています。
「真理と愛のうちに」とあるようにまず真理が私たちの内に宿っていることが重要です。真理の御言葉、真理の御霊と毎日触れ合う時間が必要です。愛の内に生きることができる源泉は、内にとどまっておられる真理によるのです。
毎日、御言葉を朗読すること、御霊によって祈ることは地味な作業ですが、私たちの内にある源泉から水を汲み出すようなものです。
「愛とは御父の命令に従って歩むことであり」とあります。ここの御父は直訳は「彼の命令」であり別訳ではキリストの命令です。私たちに語りかけられている主の御口から語られた命令に導かれ、従順して歩むことが次の重要なポイントです。神の命令を守ること、それは神を愛することです。
そしてその愛を人々にも注ぎ出して生きるなら私たちは、実り豊かな者となり、この惑わしの時代にあって惑わされないのです。
世の終わりにイエス様は、人に惑わされないように気をつけなさいと命じておられます。愛が冷え切っていくとも語られています。
しかし主はそのような惑わしの多い時代にあって、惑わしをものともしない力強い愛を注がれることを信じます。また世の終わりには今まで以上の真理の御言葉の啓司を与え、ヨエル書にあるように全ての人に猛烈な真理の御霊の注ぎを与えられます。
■A:考えてみよう
毎日イエス様のもとに行き、真理の水を飲みましょう。主との交わりの中にとどまり、尽きることのない源泉から汲み出し続けましょう。
私たちの内に宿られる真理によって、私たちは正しく愛に生きることができることを感謝いたします。
また真理と愛の歩みは、私たちを守り、私たちに永遠の報いを与えるものであることも覚えましょう。
■P:祈り
主よ。あなたは私の道であり、真理であり、いのちです。あなたに導かれていのちに至ることができることを感謝いたします。
私の内に御言葉が御霊が豊かに住まわれるようになりますように。あなたによって私は愛に生きることができることを感謝いたします。
どうぞ私を導いてあなたが愛してくださったように、人々を愛することができますように。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まじまこ 】
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