■S:今日の聖書の言葉
ヨハネによる福音書14節16〜17節

★わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。

■O:今日のコラム
イエス様は聖霊様を「助け主」と呼んでおられますが、ギリシャ語では「パラクレートス」という言葉が用いられています。この言葉には「慰め主、助言者、とりなす者、弁護者、激励者、救助者」という意味もあり、聖霊様がいかに信仰生活を歩む上で必要なお方かがわかります。神の御子であられるイエス様でさえこの地上で父なる神の心を行う為に聖霊様の助けと力が必要でした。それであるならなおのこと、私たちがこの地上で主の心を行なって歩む為には絶対に聖霊様が必要です。

さらにこのお方は「真理の御霊」と呼ばれています。聖書の御言葉はすべて聖霊様に導かれた聖徒たちによって書き記されました(第二テモテ3:16)。御霊によって記された聖書は、御霊によって解かれて行くのです。

つまり聖霊様は聖書の著者であり、完全に聖書を解き明かす教師なるお方です。この知恵と啓示の御霊なる主を歓迎して聖書の朗読をする時、神の息吹が御言葉に吹き付けられ、そこに記された変わることのないロゴスの御言葉が、神の生きたレーマの言葉となって私たちの内に臨むようになります。

しかし残念なことに多くの人々は聖霊様を大切に思わず、歓迎しません。イエス様は「世はその方を受け入れることができません。」と言われていますが、別訳では「歓迎することが出来ません。」と記されています。聖霊様は風のように思いのまま吹かれる(ヨハネの福音書3:8)。とイエス様は言われました。この言葉は「ご自分の吹きたいところに自由に吹く」という意味があります。

では聖霊様はどの様な場所に自由に吹きたいと願っておられるのでしょうか。それはご自分が歓迎され、歓待される場所です。聖霊様が歓迎されることがどれ程に強い主の願いであるのか、ヤコブ書にはこう記されています。

「神は、私たちのうちに住まわせた御霊を、ねたむほどに慕っておられる。」(ヤコブ書4:5)

詳訳聖書にはもっとわかりやすく「神は御霊が私たちに歓迎されることを、ねたむほどの愛をもって願っておられる。」と記されています。聖霊様が歓迎されることは父なる神の強く燃える願いなのです。それと同時に別訳には「神が私たちのうちに住まわせた御霊は、ねたむほどに私たちを慕い求めておられる。」とも記されており、聖霊様がどれほどに強い願いを持って私たちを慕って下さっているのか、その計り知れない愛と恵みをこの御言葉から味わうことが出来ます。

これ程に強くねたむほどの愛を持って私たちを慕って下さっている聖霊様を、私たちも心からの愛と敬意をもって歓迎して参りましょう。今日、各地の教会で行われる日曜礼拝において聖霊様が歓迎され、聖霊様が自由に働くことが出来ますように。

■A:考えてみよう
今日、聖霊様を歓迎し、感謝し、愛を表明して、それぞれの日曜礼拝に臨みましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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