■S:今日の聖書の言葉
ガラテヤ人への手紙6章15,16節

★割礼を受けているか受けていないかは、大事なことではありません。大事なのは新しい創造です。
どうか、この基準に従って進む人々、すなわち神のイスラエルの上に、平安とあわれみがありますように。

■O:今日のコラム
イスラエルにおいては新年(ラッパの祭り)を迎えました。ラッパの祭りは、そこから10日目の大贖罪日の備え、また同時に15日目からの仮庵の祭りの備えをさせる目的があります。

今は備えの期間です。
大贖罪日に向けて、祈りと断食をもって悔い改め、主の赦しを受け取る期間です。この備えのシーズン、主が私たちのうちに悔い改めの霊を激しく注いでくださいますように。

大贖罪日は、10日間の悔い改めの期間の最後を締めくくる、ユダヤ人にとって最も聖なる日です。彼らは神様との関係、人との関係の和解を祈ります。敬虔なユダヤ教徒は一切の労働をせず、丸1日、水分もすべて断つ過酷な断食をします。普段は世俗的な生活を送っている人も、この日だけは断食を共にするという人が多くいるそうです。

イスラエル全土でそのような断食がなされ、神様との正しい関係を求めているユダヤ人が、今年こそ、まことの主と出会い、主との正しい関係を取り戻すことができますように、
悔い改めの霊がイスラエル全土に臨みますように、心から祈ります。

10日間の悔い改めの期間を終えたら、また元の生活に戻る、ということがイスラエルにおいてあるそうですが、私たちはどうでしょうか。今は悔い改めることが許されている恵みの時です。毎年、一年に一度しかない大贖罪日を待たずとも、いつでも主の前に出て悔い改めることができます。そして悔い改めたなら、うしろに戻ってしまうどころかそこから前に向かって進んでいくことができるのです。

パウロはいつも、前に向かって進むように私たちを励ましてくれます。

「すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。」(ピリピ3:13a,14)

「私たちはすでに達しているところを基準として、進むべきです。」(ピリピ3:16b)

さて、今日のみことばの箇所にはこのように書いてあります。

「どうか、この基準に従って進む人々、」(ガラテヤ6:16a)

「この」基準とは何でしょう。私たちはどの基準に従って進んでいくべきなのでしょうか。
「この」は前節にかかっています。

「しかし私には、私たちの主イエス・キリストの十字架以外に誇りとするものが決してあってはなりません。この十字架によって、世界は私に対して十字架につけられ、私も世界に対して十字架につけられたのです。割礼を受けているか受けていないかは、大事なことではありません。大事なのは新しい創造です。」(ガラテヤ6:14,15)

「この」とは、イエス様の十字架の死と葬り、復活によって新しい創造にあずかることを指します。大事なのはこれを基準として日々進んでいくことです。

過去の悔い改めでも一年先の悔い改めでもなく、「今日」悔い改め、「今日」イエス様の十字架の死と葬り、復活にあずかり、「今日」新しく造り変えられていくことが大事なのです。私たちの自己中心、肉の思い、どこまでも頑固でどうしようもない罪は、大贖罪日を待たずとも、「今日」十字架につけることができます。そうするなら、「今日」主から赦しときよめを受け取ることができるのです。

悔い改めと赦しの恵みがこの期間だけで終わってしまうことなく、人生かけて悔い改めの道を進み、十字架の死と葬り、復活によって新しい創造の恵みを毎日受け取っていこうではありませんか。

■A:考えてみよう
・この朝、自分の肉を十字架につけましょう。死んでしまったならもう自分の肉に対して誇ることはできません。十字架だけが私の誇りであると告白しイエス様をほめたたえましょう。

・10日間の悔い改めの期間を通して、ユダヤ人がまことの主と出会い、主との正しい関係を取り戻すことができますように、イスラエルを覚えてとりなし祈りましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひさえ 】

カテゴリー: マナメール

オンライン献金はこちらから。

大きな額の献金は手数料の少ない口座振り込みをお勧めいたします。

オンラインサポートの手順

Comments are closed.

  • 最近のコメント

  • 新宿シャローム教会 大久保会堂


    〒169-0073 東京都新宿区百人町1-23-24アミューズ大久保ビル2F
    TEL 03-3371-7558
  • アーカイブ

  • カテゴリー