■S:今日の聖書の言葉
ヤコブの手紙4章4~6節

★貞操のない人たち。世を愛することは神に敵することであることがわからないのですか。世の友となりたいと思ったら、その人は自分を神の敵としているのです。
それとも、「神は、私たちのうちに住まわせた御霊を、ねたむほどに慕っておられる」という聖書のことばが、無意味だと思うのですか。
しかし、神は、さらに豊かな恵みを与えてくださいます。ですから、こう言われています。「神は、高ぶるものを退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。」

■O:今日のコラム
私たちは、世を愛することは神に敵することであると分かっていても、それができない弱さがあります。神様を愛しますと言いながら、神様に背き、簡単に神のみこころから離れて歩んでしまうような性質が私の中にあることを認めざるを得ません。

聖霊様はそのような私たちを深いうめきをもってとりなし、ご自身の方に向けたいと、「ねたむほどに」私たちを慕っていてくださるお方です。

5節「神は、私たちのうちに住まわせた御霊を、ねたむほどに慕っておられる」を別訳で見ますと、「神が私たちのうちに住まわせた【御霊は】、ねたむほどに【私たちを】慕い求めておられる」と書かれています。

なんと、私たちが主を慕い求めていると思っていましたが、私たちのうちに住まわれる聖霊様が、ねたむほどに私たちを慕い求めてくださっているのです。

「私たちは愛しています。神がまず私たちを愛してくださったからです。」(1ヨハネ4:19)

ねたみを起こすほどの主の愛を知るなら、今までずっと手に握りしめていたもの(神様より上になっているもの、自分の計画、自分の夢、自分の願い、自分のこだわり、自分の楽しみ)を主の前に手放し、主の愛に生きる者、神の目的、神の使命のために生きる者へと変えられて行くと信じます。

ですから、この朝も、まず一番に聖霊様を歓迎し、異言で祈り、聖霊様と親しく交わりましょう。第一のものを第一にするとき、主は今日一日の全ての必要を満たし、また、様々な困難を乗り越える力をあらかじめ備えてくださると信じます。

聖霊様は単に自動的に働かれるのではありません。私たちの同意が必要となります。もし、その同意が得られるなら、神は、さらに豊かな恵みを与えてくださるのです。

「しかし、神は、さらに豊かな恵みを与えてくださいます。ですから、こう言われています。『神は、高ぶるものを退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。』」(6節)

困難な時代の中にありますが、ますますシンプルに主を求めていきたいと願います。主を愛するのに妨げとなっているもの(罪や重荷、こだわり、生活の中の不用品)を手放し、絶えず思いを主だけに集中していきましょう。悔い改め、立ち返り、主のあわれみを受け、五旬節(ペンテコステ)に備えていきましょう。

■A:考えてみよう
10分ほど異言で祈り、御霊を歓迎する時間を持っていきましょう。聖霊様は、罪について、義について、さばきについて示してくださる方であり、神のみこころは何であるかを悟らせ、私たちをその方向に向けさせてくださる助け主です。

捨てるべきもの、手放すべきものが示されたなら、速やかに神の前に明け渡していきましょう。速やかにすることがポイントです。後回しにするならその機会を失うのです。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひさえ 】

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