■S:今日の聖書の言葉
ルカによる福音書16章13節(箴言16章)
★ しもべは、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、または一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。
■O:今日のコラム
今日の箇所でイエス様は二人の主人についての重要な忠告をしておられます。
一人の主人は「神」そして別の主人は「富」です。
この「富」とは原語で「マモン」といい、マモンとは繁栄をもたらす偶像を意味する言葉です。
時々、私自身、経済の事を思うと心配や思い煩いがやって来る事があります。様々な経済の責任を持つ中で、先日は祈りの家の経済について、あれやこれや自分の考えの中で思い巡らせている時に、主から「思い煩い心配するのをやめなさい。私が神なのだから私に信頼しなさい。」という語りかけがあり、それによって心配するよりも主を礼拝する事に心を注ぐ事が出来ました。
経済というものはツールであって目的ではありません。もしお金を得る事が人生や働き、ミニストリーの中心となる時、私達はいつの間にか気付かない内に道をそれ、神ではなくマモンに仕える事となってしまいます。
この世の経済は使うならどんどん無くなる、というものですが、御国の経済の法則は、与えるならますます豊かに与えられる、というものです。
もちろん経済を無駄に使う事は主の願いではなく、小さな事に忠実になる事が主の願いであります。
しかし、忠実になるとは「経済を使わないで固く守る」という事ではなく、主の御心の為に大胆に使う事だと信じます。
5タラント与えられたしもべは、それを大胆に用いて働きをした為に、「良くやった。」と主人からの褒めの言葉を受けました。
しかし1タラント与えられたしもべは、それを使わずしまっておいた為に、主人からの責めの言葉を受ける事となりました。
経済をどのように御国の為に使うのか?、という事を主は見ておられます。
経済の額に心が支配されるのではなく、いつも主の願いで心を満たされ、御国の為に大胆に経済を用いる者になりたいと切に願います。
御国の経済の法則は「ばらまいても、なお富む人があり、正当な支払いを惜しんでも、かえって乏しくなる者がある。おおらかな人は肥え、人を潤す者は自分も潤される。」(箴言11章24-25節)というものです。
■A:考えてみよう
この世の富ではなく、神の御国の思いで心を満たそう。
そして、私達に任せられている経済を大胆に主の為に用いる事が出来る様に共にチャレンジし続けましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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