■S:今日の聖書の言葉
マタイによる福音書13章11~12節

★イエスは答えて言われた。「あなたがたには、天の御国の奥義を知ることが許されているが、彼らには許されていません。というのは、持っている者はさらに与えられて豊かになり、持たない者は持っているものまでも取り上げられてしまうからです。

■O:今日のコラム
聖書全体の大きなテーマは「御国」であり、その中心的なテーマは「イエス・キリスト(十字架)」です。聖書の御言葉は私たちに御国の価値観を与えます。その中でも特にマタイの福音書には「御国」という言葉が数多く記されています。マタイの福音書を朗読する時に私たちは御国の価値基準を持つことが出来るのです。

マタイの福音書13章は「天の御国」についての話しが多く記されています。特に24節から52節にかけて記されている天の御国の七つのたとえ話しの中には創世記から黙示録まで至る神の偉大な計画が啓示されています。

「わたしはたとえ話をもって口を開き、世の初めから隠されていることどもを物語ろう。」(マタイ13:35)

主イエスはこの御国のたとえ話しの中で「世の初めから隠されていること」を語っておられます。聖書には創世記の一章一節から既に神の偉大な計画が啓示されているのです。創世記の一章一節は日本語では「初めに、神が天と地を創造した。」ですが、ヘブル語では七つの単語によって記されています。この七つの単語一つ一つに天地創造から主イエスがこの地に来られたこと、また再臨から千年王国に至るまでの全ての啓示が秘められています。

主は行き当たりばったりで歴史を動かしておられるのではなく、初めから終わり(完成)に至るまでの計画をお持ちでした。それを大きく分けると七区分に分けることが出来ます。箴言8章には神の言葉であり、知恵であられるイエス様が、父なる神と共に天地創造をされた姿が記されています。そして続く9章にはこう記されています。

「知恵は自分の家を建て、七つの柱を据え、」(箴言9:1)

ここには「七つの柱」とありますが、マタイの福音書13章の七つの御国のたとえ話しは、御国がこの地に来る為の歴史を超えた神の七つの計画として見ることが出来ます。その詳細をここで全て記すことは出来ませんので、導きがあれば、いつか日曜礼拝のメッセージで触れることができたらと願います。

マタイの福音書13章は私たちに御国の価値観を与える箇所なので、ぜひこの機会に一度、13章全体を音読することをお勧めいたします。

■A:考えてみよう
マタイの福音書13章を朗読し、御国の啓示が与えられるように、聖霊様の助けを求めて祈りましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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