■S:今日の聖書の言葉
ルカによる福音書10章30, 33-35節(箴言10章)
★ 30 イエスは答えて言われた。「ある人が、エルサレムからエリコへ下る道で、強盗に襲われた。強盗どもは、その人の着物をはぎ取り、なぐりつけ、半殺しにして逃げて行った。★ 33-35 ところが、あるサマリヤ人が、旅の途中、そこに来合わせ、彼を見てかわいそうに思い、近寄って傷にオリーブ油とぶどう酒を注いで、ほうたいをし、自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行き、介抱してやった。
次の日、彼はデナリ二つを取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『介抱してあげてください。もっと費用がかかったら、私が帰りに払います。』
■O:今日のコラム
悪魔は、この強盗のように、私たちの人生からよいものを盗み、私たちを痛めつけ、殺そうと待ち伏せ狙っています。
家庭や職場や学校で、売り言葉に買い言葉、となって、ささいなことから険悪な雰囲気がエスカレートしてしまったことがあるでしょうか。
病気や盗難・失業などにあって、健康が盗まれたり、経済的に苦しい状態に追い込まれたりしたことは?
せっかく礼拝や聖会に出て、励ましを受け、喜びに満たされたのに、教会を出たとたん、嫌なこと、困ったことが持ち上がり、喜びが盗まれそうになったことは?
自分はあまりに価値のないものだと感じ、人生の意味がわからなくなり、鬱になってしまったことは?
目を覚まして祈り続けましょう。
イエス様は私たちにとっての「よきサマリヤ人」です。
私たちが悪魔に攻撃され、傷ついたり、大事なものをなくしたり、半殺しの状態にされたりする時も、イエス様は、私たちを抱えて、安全な場所、神の家族の中、天の父の臨在の中に連れて行ってくださり、傷が治り元気になるように助けてくださいます。
■A:考えてみよう
強盗のように、私たちからよいものを盗み、私たちを霊的な半殺し状態にしようと待ち構えている敵に対して対抗できるよう、霊の目を覚まして祈りましょう。
変わることのない、神の言葉、聖書の真理に堅く立ち、「でも、あなたは真理の御霊です」「でもあなたは助け主です」「でも、あなたの十字架の血潮によって、私は赦され、聖められ、天のお父さんの愛する息子・娘とされました」と告白し、決して変わることのない、神様の愛の中にとどまりましょう。
神様の真理に堅く立って、イエス様に心を開くなら、聖霊が私たちの心に注がれ、神様の愛が私たちの心に命を注いでくださいます。
■P:祈り
すでに、神様からいただいた、神様との親しい関係、喜び、平安、自由を、盗まれないように助けてください。よきサマリヤ人なるイエス様から、いつも愛を受け取り、イエス様がしてくださったように、まわりの人にしていくことができますように。
特に、まだイエス様の福音を知らず、悪魔の支配する国で、半殺しの目にあっている、愛する家族、友人、知人を見たなら、聖霊の力を受けて、とりなして祈り、イエス様を伝え、彼らを慰め、傷を癒し、包み、父の家に連れて行きましょう。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 ともこ 】
オンライン献金はこちらから。
大きな額の献金は手数料の少ない口座振り込みをお勧めいたします。