■S:今日の聖書の言葉
箴言4章25、27節(ルカによる福音書4章)
★ 25:あなたの目は前方を見つめ、あなたのまぶたはあなたの前をまっすぐに見よ。★ 27:右にも左にもそれてはならない。…
■O:今日のコラム
箴言が子どもに繰り返し繰り返し語っているのは、父のことばを聞き、悟り、それに従うことです。
従う時に何がやって来るでしょう。
「命令はともしびであり、教えは光であり、訓戒のための叱責はいのちの道であるからだ。」(箴言6章22-23節)
父の教えはともしび、光、私たちの行くべき道を教えるいのちの道なのです。
今日の通読箇所であるルカ4章において、イエス様は宣教を開始される前に、荒野に留まり、40日間何も食べず、悪魔の試みに会われました。
箴言の教えにあるように、イエス様はひたすら父の声を聞き、父の心を悟り、父の心と一つになっていく、とても親密な時間を過ごされました。この期間を経て、イエス様の宣教が始まりました。
イエス様の働きの原点は、父と過ごしたこの親密な時間にあったと言えます。
先日メッセージで弓矢のたとえを聞きました。矢は遠くに放たれる前、まず矢筒の中に隠される。これは、私たちが前進する前に、隠れた場所、つまり、祈りの部屋(家)に留まるということです。
周りを見るなら、自分よりもどんどん前進し、上手くいき、活躍しているように見える。しかし、主は、あえて主のふところに留まることをされるのです。
「あなたは、祈るときには自分の奥まった部屋に入りなさい。そして、戸をしめて、隠れた所におられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れた所で見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。」(マタイによる福音書6章6節)
「やっと暗やみの中から抜け出して前進出来る!」と思ったら、次に、矢は思いっきり後ろに引かれます。
「前進するどころか、後退していってる…」と落ち込む必要はありません。後退してるかのように思いますが、めいいっぱい引かれることによって矢は初めて引き手と同じ目線になります。
自分の思い通りに進まない時、主の前にへりくだりましょう。なぜなら、へりくだることを通して、主と同じ目線に立つことが出来るからです。
「ですから、あなたがたは、神の力強い御手の下にへりくだりなさい。神が、ちょうど良い時に、あなたがたを高くしてくれるためです。」(ぺテロの手紙 第一 5章6節)
このようにして矢はようやく、引き手のタイミングに合わせ、右にも左にもそれることなく、引き手の願う場所に飛んで行くことが出来るのです。
■A:考えてみよう
神様が見ているものを見、神様が感じていることを感じ、神様の願いが自分の願いとなる。
そのように、父なる神様と同じ目線に立って物事を見、主が願われる場所に真っ直ぐに飛んで行くことの出来る、従順な矢となれるよう、主との親密な祈りの時間を持とう。
■P:祈り
主よ、今日もやるべき働きが色々ありますが、私にとってどうしても必要なことは一つだけです。そのことを優先させることが出来ますように。
そして、今日遣わされていく場所で主が願われることを行うことが出来ますように、聖霊さま助け導いて下さい。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 ひさえ 】
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