■S:今日の聖書の言葉
ネヘミヤ記4章9節

★しかし私たちは、私たちの神に祈り、彼らに備えて日夜見張りを置いた。

■O:今日のコラム
3章では城壁の修復に取るかかる様子が、4章ではある程度修復が進んできたころの敵の妨害への対処等が描かれています。城壁再建は民だけの労働とせず、大祭司やリーダーたちが率先して工事に加わり、多くの人々の献身によってひとつひとつ修復がなされていきました。

工事の様子から、とりなしの城壁が築かれることのために、いくつかのことを学びます。

「○○の次に」「○○のあとに」ということばが3章で何回も出てきます。作業はとてもよく連携が取れていたようです。再建をだれか一人で行おうとするならば、途方もない労力と時間を費やしてもなお、完成は不可能でしょう。とりなしの城壁を築くことも誰かひとりだけが続ければ良いというものでなく、聖徒が心合わせて取り組んでいくところに主のご計画が前進するのです。

ある人はたくさん、ある人はわずかな一部分を修復しました。しかし、成し遂げたことの代償でなく、自分に関する責任を果たすことが重要だと思います。まず私たちの内側、心を治めていくときに、次第に責任の範囲は拡大し、神様は私たちにより大きな領域を任せてくださることと期待します。

修復が進むにつれて敵の妨げも増し加わったため、再建と見張りを同時に行いました。この段階で私たちがいつも心に留めたいことは、ネヘミヤの次のことばに要約されます。

「私は彼らが恐れているのを見て立ち上がり、おもだった人々や、代表者たち、およびその他の人々に言った。『彼らを恐れてはならない。大いなる恐るべき主を覚え、自分たちの兄弟、息子、娘、妻、また家のために戦いなさい。』」(ネヘミヤ4:14)

建て直したかなと思っても、次の日には自分の弱さや至らなさ、敵の惑わしに負けてしまったかのような失望がやってくることもあるかもしれません。しかし、神ご自身が敵のあらゆるたくらみを打ち壊されると約束してくださるので、私たちは恐れる必要はありません。何度倒されても、途中で投げ出すことなく、そのたびに立ち上がり、ただ主を恐れて再建と見張りに取り組むことができるのです。

「私たちの敵が、彼らのたくらみは私たちに悟られ、神がそれを打ちこわされたということを聞いたとき、私たちはみな、城壁に帰り、それぞれ自分の工事に戻った。その日以来、私に仕える若い者の半分は工事を続け、他の半分は、槍や、盾、弓、よろいで身を固めていた。一方、隊長たちはユダの全家を守った。城壁を築く者たち、荷をかついで運ぶ者たちは、片手で仕事をし、片手に投げ槍を堅く握っていた。」(4:15~17)

■A:考えてみよう
エペソ6章10節~18節を朗読し、とりなしの城壁を築くとともに神の武具を身に着け、自分自身と関わる人々、教会の完成のために、いつも目を覚ましていることができるように祈りましょう。

「終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。
私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。
ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。
では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、足には平和の福音の備えをはきなさい。
これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます。
救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。
すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。」

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ぺい 】

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