■S:今日の聖書の言葉
箴言3章6~7節

★あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。自分を知恵のある者と思うな。主を恐れて、悪から離れよ。

■O:今日のコラム
この箴言の箇所を読んでいた時に、思い浮かんだ聖書のストーリーがあります。それは、次のストーリーです。イエス様がパンと魚の奇跡を行った後、人々はイエス様のことをバプテスマのヨハネ、エリヤ、エレミヤだとか、また預言者のひとりなどと言っていました。その時、イエス様は弟子たちに「あなたがたは、わたしをだれだと言いますか。」尋ねられました。シモン・ペテロが唯一「あなたは、生ける神の御子キリストです。」と答えました。

「ですから、私は、あなたがたに次のことを教えておきます。神の御霊によって語る者はだれも、イエスはのろわれよ』と言わず、また、聖霊によるのでなければ、だれも、『イエスは主です。』と言うことはできません。」(1コリント12:3)

とありますから、ペテロは啓示を受けてイエス様のことを生ける神の子キリストですと答えることができました。イエス様は、そのように答えたペテロを褒めました。ペテロは、岩という名前まで頂き、「この岩の上に教会を建てる、ハデスの門もそれには打ち勝てない、天の御国の鍵を上げます。」という大きな祝福を受けました。

しかしそのような素晴らしい啓示を受け、大きな祝福を受けたすぐ後にです。イエス様が弟子たちに、ご自身が多くの苦しみを受け、殺され、そして三日目によみがえらなければならないことを示された時に、それを否定し、「下がれ。サタン。」と厳しく戒められてしまうのです。

十字架の道こそが神様の道であり、御心でした。しかし、それが分からずに否定し、神様の道から逸れて、的外れとなってしまったのです。これは、12弟子の一人、ペテロの失敗です。現代にイエス様の弟子として生きる私たちにも起こる可能性のあることです。ここから教訓を学ぶことができます。私たちも次の瞬間に間違うことがあるのだと。

今日の取り上げた聖句は、私たちに与えられる知恵であると思います。私たちは、毎日毎日、一瞬一瞬、主により頼んでいるか?御言葉により頼んでいるか?吟味する必要があると思います。過去の経験、自分の知恵や考えは間違っている可能性があるからです。

私たちは、毎日主の御前にへりくだり、献身を新たにする必要があります。主を慕い求め、御言葉の啓示に飢え渇き、従順に従う歩みを求めていく必要があります。なぜなら、まだ完全にされているわけではないからです。

■A:考えてみよう
御言葉の啓示を飢え渇きをもって求めて行こう。
日々悔い改め、従順に従う歩みを求めていこう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 あいこ 】

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