■S:今日の聖書の言葉
歴代誌第一 1章1節
★アダム、セツ、エノシュ、
■O:今日のコラム
今日から歴代誌が始まります。1章から9章までイスラエルの系図が記されていますが、神に造られた最初の人アダムから始まって、系図が詳細に、正確に残っていることに注目したいと思います。
日本では、家系図などがなくても、戸籍などによって最長200年前、世代にして約7世代くらい前まで先祖をさかのぼることができるそうです。しかし、イスラエルの系図は比べ物にならないほど詳細に長く記され、数千年間も後世に伝え続けられています。この系図は人類の起源にまでさかのぼることができるという非常に稀な驚くべき系図です。
本来なら、アダムから始まった信仰の系図は長子のカインに引き継がれるはずのところを、カインは弟アベルを殺したことにより、御顔を避けて自分自身の力で生きることを余儀なくされ、カイン以降「神に敵対する家系」が形成されていきました。「信仰の家系」はアダムの第三子セツに引き継がれ、時満ちてイエス・キリストへと至ります。(ルカ3:23~38参照)
「アブラハムは神を信じ、それが彼の義とみなされました。それと同じことです。ですから、信仰による人々こそアブラハムの子孫だと知りなさい。」(ガラテヤ3:6~7)
「もしあなたがたがキリストのものであれば、それによってアブラハムの子孫であり、約束による相続人なのです。」(ガラテヤ3:29)
信仰により、私たちはこの信仰の系図に組み入れられ、父の相続にあずかるものとなりました。今日、キリストにあって私たちがどのような者であるかを思い起こしましょう。以下に記す、セツの子エノシュの世代、カインの子孫による悪が増大する時代についてのみことばから信仰者の生き方を学びます。
「セツにもまた男の子が生まれた。彼は、その子をエノシュと名づけた。そのとき、人々は主の御名によって祈ることを(直訳:御名を呼ぶことを)始めた。」(創世記4:26)
■A:考えてみよう
今日一日も、すべての状況で主の御名に望みを置き、御名を呼び求めて、祈りをささげよう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 ぺい 】
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