■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き23章11節

★その夜、主がパウロのそばに立って、「勇気を出しなさい。あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなければならない」と言われた。

■O:今日のコラム
パウロの行く所どこにおいても騒動が起こり、福音宣教の情熱に燃えるパウロでさえも度々起こる妨害の故に気落ちすることがあったのでしょう。今日の箇所においては主ご自身が直接パウロのそばに立ち「勇気を出しなさい。」と励ましを与えておられます。

私たちはパウロが経験していた程の高い次元ではないにしても、イエス様に心から従い生きようとする時、信仰生活の中で失望を覚え、勇気を失う経験をすることがあります。時には自分の弱さや罪や肉の性質に直面し、また時には挫折や失敗や傷を味わい、また時には人間関係や状況における困難や妨害を経験します。

そのようなことを経験する中で、私たちは、自分自身に失望したり、自己憐憫に陥ったり、敗北感を感じて、もう信仰のチャレンジすることを止めたくなるものです。しかし、そんな時にこそパウロのそばで「勇気を出しなさい」と語られた主からの励ましを私たちも聞くことが重要です。

ある時、私は自分自身に確信が持てない状況の中で聖霊様からのはっきりとした「わたしはあなたを信頼している。」という語りかけを聞き、大きな励ましと確信を受けたのを覚えています。主の声を聞く時に、もう一度、そして何度でも立ち上がる信仰と勇気を持つことが出来るのです。

様々な挫折や失敗の中で主を求め、主の赦しと慰め、義と戒めと矯正と回復を受け、福音の恵みの偉大さを知るなら、その経験はとても大切な、主と実際的に歩んだ生きた信仰の歩みとなります。この主との関係による生きたあかしは自分の内側から始まり外側へと広がって行きます。

イエス様はパウロに「あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなければならない」と言われましたが、私たちも自分の内なるエルサレムで経験した主とのあかしが、今度はローマ、すなわちこの世に対してされるようになります。

主イエス・キリストの福音の恵みとその偉大さを実際に味わった者だけが、ただ知識や情報の伝達ではなく、福音を生きたあかしとしてこの世に伝えることが出来るのです。

パウロのそばに立って「勇気を出しなさい。」と言われた主の励ましを、私たちも自分自身への言葉として受け取って立ち上がり、今日も任せられた信仰のレースを大胆に走ってまいりましょう。

■A:考えてみよう
以下の御言葉を自分の約束として朗読し、黙想し、告白して祈りましょう。

「わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」(ヨシュア記1:9)

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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