■S:今日の聖書の言葉
サムエル記第二24章25節
★こうしてダビデは、そこに主のために祭壇を築き、全焼のいけにえと和解のいけにえとをささげた。主が、この国の祈りに心を動かされたので、神罰はイスラエルに及ばないようになった。
■O:今日のコラム
今回、神様の御心に沿わない形で人口調査をしてしまったダビデですが、正直にその罪を告白して悔い改めた結果、何が起きたでしょうか?
もちろん、罪の刈り取りもしました。一国の王が犯した罪により、7万人もの民が疫病により倒れました。建てられたリーダーが犯す罪は周りの人々に大きな影響を及ぼすことがわかります。
それと同時に神様は、このことを通して神様の大いなるご計画の一端を担う出来事にしてくださいました。神様はダビデに命じて、エブス人アラウナの打ち場に祭壇を築けとの命令を与えました。
「こうしてダビデは、そこに主のために祭壇を築き、全焼のいけにえと和解のいけにえとをささげた。主が、この国の祈りに心を動かされたので、神罰はイスラエルに及ばないようになった。」(第二サムエル記24:25)
この御言葉にもあるように神様はこの祭壇を喜んで受け入れてくださいました。後に、この祭壇の場所に主の宮が建つことになります。第一歴代誌22章1節を読むとこのように書かれてあります。
「そこで、ダビデは言った。『これこそ、神である主の宮だ。これこそ、イスラエルの全焼のいけにえの祭壇だ。』」(第一歴代誌22:1)
ダビデの正直な悔い改めの心に答えて、神様は主の宮を建てるという志をダビデに与えられました。この後、ダビデは主の宮建設の準備を進めて行き、ソロモンの代になって主の宮は完成しました。
神様はダビデの失敗を、主の宮を建設するきっかけとして用いて下さったのです。私たちも人生の中で数多くの失敗を経験します。その中で、正直に神様の前に進み行き、罪を告白して悔い改める時に、私たちの失敗をも神様のご計画の為に益として下さることがわかります。
沢山失敗する私たちですが、正直に弱さを告白し、罪を犯した時はすぐに告白して悔い改める習慣を身につけていきたいと思います。
今日も一日、皆様の上にイエス様の豊かな恵みがありますように。
■A:考えてみよう
私たちの心の内側に、神様の前に隠れている領域は無いでしょうか?
神様は全知全能なるお方なので、私たちの心の深いところまで全てご存知です。しかし、神様は、私たちが自ら隠れて部分を神様の前にさらけ出すことを願っておられます。
今一度、自分の心を吟味しましょう。
■P:祈り
愛するイエスキリストのお名前でお祈りします。アーメン。
【 あきひろ 】
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