■S:今日の聖書の言葉
詩篇145篇20節
★すべて主を愛する者は主が守られる。しかし、悪者はすべて滅ぼされる。
■O:今日のコラム
私たち人間は、主を礼拝するために造られました。
ダビデは多くの詩篇を荒野の中で、状況が悪い中で作りました。目に見える状況はどんなに最悪な状況であろうとも、その場所で主の御性質を告白し、主の素晴らしさを賛美したのです。そして、実際的な神の救いを体験し、主に栄光をお捧げしました。
神様は私たちに詩篇という祈りの御言葉を与えてくださいました。人生の中で困難や試練がやってきた時に、詩篇を用いて祈るならば、私たちは祈りの中で勝利することが出来ます。
詩篇の中には偉大な主の御性質、素晴らしさが生き生きと記されています。主がどのようなお方であるのかがはっきりと記されています。困難や試練がやってきた時に、私たちは視野が狭くなり周りが見えなくなりやすいものです。そのような時に落ち着いて、詩篇に記されている主の御性質をゆっくりと朗読し黙想して、何度も繰り返すことにより、信仰が湧いてきます。
詩篇に記されている主の約束を堅く握り、自分のものとする時に、もやは私たちは恐れに支配されることはなく、目で見える状況は何も変わらずとも霊の領域で勝利することを経験します。何とも言えない確信と平安がやってくるでしょう。そして、神様の御言葉に全き信頼を置く時に、感謝のいけにえを捧げることが出来ます。その後で、主の方法で実際的な主の救いを経験することになるのです。
ですので、主は愛する者に必ず試練を通らされます。試練の中で、主の御言葉に信頼して礼拝を捧げるのを待っておられるのです。ちょっぴりいじわるのように見えますが、神様は多くの信仰者に愛しているがゆえに、あえて試練をお与えになります。
アブラハムがイサクを捧げた時にも神様はアブラハムを愛しているがゆえにこのような試練を通らされたのです。試練を通過した後には、主との関係が以前よりも深まり、主との信頼関係がより一層成熟したものとなります。
詩篇を朗読し、ひれ伏して祈ることを実践していきたいと思います。時が良くても悪くても、毎日このことを習慣にすることによって、揺るがない信仰が確立することを信じます。
最後に20節の御言葉を朗読してみましょう。
「すべて主を愛する者は主が守られる。しかし、悪者はすべて滅ぼされる。」(詩篇145:20)
あらゆる試練の状況の中に置かれている兄弟姉妹がいるかも知れません。しかし、この御言葉にあるように「すべて主を愛する者は主が守られる」とあります。
主を愛するとは御言葉を守り行うことです。御言葉を守り行うことは簡単ではありませんが、聖霊様により頼み、主の御言葉を一歩ずつ守り行うならば、主は必ずあらゆる状況から守ってくださいます。ぜひ、この御言葉を堅く握り、今日一日も主と共に歩んで行きたいと思います。
主のシャロームが皆様の上にありますように。
■A:考えてみよう
試練がやってくる前に、御言葉に信頼する習慣が身についているならば、いざ試練がやって来たときも、落ち着いて主の御言葉に信頼し、主の救いを体験する事が出来ると思います。
毎日、詩篇の御言葉を朗読し、ひれ伏し祈ることをお勧めします。主との関係がさらに深くなることを経験することでしょう。
■P:祈り
主よ、感謝します。詩篇の御言葉を与えて下さったことを感謝します。ダビデが困難な状況の中においても主の御言葉に信頼し、礼拝を捧げたように、私にも御言葉に信頼し、礼拝する力を与えてください。一度きりの人生の中で、偉大な主を深く体験する事ができますように。
愛するイエスキリストのお名前でお祈りします。アーメン。
【 あきひろ 】
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