■S:今日の聖書の言葉
ヨハネの手紙第二 4節
★あなたの子どもたちの中に、御父から私たちが受けた命令のとおりに真理のうちを歩んでいる人たちがあるのを知って、私は非常に喜んでいます。
■O:今日のコラム
ヨハネは十二弟子の中で最も長く生きた弟子です。パトモス島に流刑され、そこで黙示録の啓示を受けた後、エペソの教会に戻り晩年はエペソで過ごしたと言われています。ヨハネが晩年に書き記したのがヨハネの福音書とヨハネの手紙です。
パウロ、ヤコブ、ペテロ、ユダ、ヨハネの手紙を読む時に、初代教会の使徒や牧会者がただの権威者やミニストリーをする働き人ではなく、霊的な父親の心を持って教会を抱き、キリストの元に導いていたことが分かります。
ヨハネはこの手紙で、教会が成功していることでも、働きが上手く行っていることでも無く、霊的な子どもたちが御父の真理の御言葉を歩んでいることを非常に喜んでいる。と言っています。また第三の手紙においては、
「私の子どもたちが真理に歩んでいることを聞くことほど、私にとって大きな喜びはありません。」(ヨハネの手紙第三 4節)
と述べており、ヨハネの内には霊的な父親の心があり、教会(霊的な子どもたち)が真理を歩むことに最も大きな感心と喜びを覚えていたことが分かります。
私もこの霊的な父の心が欲しいと日頃から切に主に願い求めています。主の群れを自分の利得の為でも、成功の為でも、肉的な願いの為でも無く、主の教会が父なる神の真理の御言葉の内を歩むことが出来るように、教会を抱いてとりなし祈り、自分自身を日々十字架の前で捧げて主にお仕えし、来るべき日に神の家族が共に多くの義の実を結んでイエス様の前に立つことが出来る為に、この地上で与えられた時間と働きを使うことが出来るならこれほど幸いなことはありません。
私たちはこの地上で、霊的な父、母の心を持って人々の魂を抱き、キリストの元に導き、自分自身と聖徒たちが真理の御言葉の中を歩むことが出来るように、天の父なる神に、父の心が私の内に分与されるよう祈り求めましょう。
■A:考えてみよう
父なる神の心が、私の心となることを願って、主に祈り求めましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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